冬場に美味しくなる食べ物の1つといえば、やっぱり「だいこん」ですよね。
だいこんは様々なお料理に活用できる根菜なので、重宝します。
そんなだいこんですが、常に家に大量にあるような状況になると、さすがに使い道に困ってしまいますよね。
そこで、だいこんをたっぷり食べられる、手軽で美味しくて人気のレシピを紹介します。
だいこんのレシピ☆やっぱり煮物!
だいこんのレシピで、とっても人気が高いのは、やっぱり煮物のレシピです。
だいこんはじっくり煮れば、味がぎゅっと染み込んで、噛めばジュワッと美味しい煮汁が湧き出るような素敵なお料理になります。
だいこんを煮物で食べるレシピの代表格と言えば、おでんですね。
おでんというレシピは、一見面倒ではありますが、作ってみると意外と簡単です。
だし汁に醤油・みりん・酒・砂糖を入れて、そこに大根・茹で卵・すじ肉・ガンモなど様々な食材を投入していくだけ。
ここで味の決め手となるのは、実は煮汁よりも、一緒に煮込む具材です。
練り物や油揚げ、すじ肉などを投入すると、そこからたくさんの出汁が出ます。
そんな食材が醸し出す味が、おでんの仕上がりを左右し、そして煮汁に良い旨みを出して、煮汁を吸い込むだいこんも美味しくしてくれます。
また、おでんよりもさらに気軽に食べられるだいこんの煮物レシピとして、「だいこんのそぼろあんかけ」があります。
だいこん4~5㎝を1㎝程度の輪切りにして、だし汁250㏄、醤油大さじ2、みりん大さじ1で柔らかくなるまで煮込みます。
いったんだいこんを取り出し、煮汁に鶏ミンチ200gと生姜のすりおろし適量を加えてポロポロに火を通し、水溶き片栗粉でとろみをつければ完成!
染み込むまで待たなくても、あんかけだから味がしっかりで美味しくいただけるレシピです。
だいこんのレシピ☆和え物にも!
だいこんは和え物にも大活躍するレシピです。
だいこんの和え物といえば、紅白なますですよね。
だいこん3~4㎝分とにんじん1/3を細くつきます。
これに塩ひとつまみを加えてよく揉み込み、10分ほど置いてしんなりしたら水気をぎゅっと絞ります。
ここに酢大さじ2、薄口しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ1~2を加えて和えれば完成!
色合いもキレイな和え物ですね。
また、このような定番の和え物以外にも、だいこんが活躍するレシピがあります。
例えば、酢味噌和え。
細くついて塩もみした大根に、白みそ大さじ1、砂糖小さじ1~2、酢大さじ2をよく溶きのばしたものを加えて和えれば良いだけです。
シャキシャキ食感が楽しい酢味噌和えになります。
ワカメなどの具材をプラスしてみても良いですね!
だいこんのレシピ☆すりおろしても!
だいこんは色々な形状で料理に活躍してくれる食材です。
丸ごと煮込んだり、細くついて生食したり。
それから、もう1つ忘れてはならないのが、だいこんをすりおろして使用するというレシピですね。
だいこんをすりおろすというと、和え物に利用するイメージが強いでしょう。
しらすとだいこんを合わせ、醤油で和えるだけでも朝食の一品にピッタリなお料理が仕上がります。
また、ワカメとすりおろしただいこんを合わせて、酢醤油で食べてもなかなかです!
だいこんおろしを用いた酢の物は、みぞれ和えなんて呼ばれて、見た目も素敵ですよね。
それから、だいこんをすりおろして、これを煮物に利用するという方法もあります。
肉類や魚類を煮込んだ時に、仕上げにすりおろしただいこんを加えてさっとひと煮立ちすると、トロトロ煮汁がクセになる美味しい煮物に仕上がります。
だいこんを煮込むのには時間がかかるイメージがありますが、みぞれ煮なら一瞬で火が通るから楽々作れてしまいますね!
まとめ
だいこんは、考えればいくらでもレシピが増やせる、たくさんの可能性を秘めた食材です。
体を温める作用があり、秋冬の冷えを解消するのにも役立ってくれます。
定番レシピだけでなく、オリジナルなレシピや、人気のレシピなども組み合わせて、毎日の食卓にたくさんのだいこん料理を並べてみましょう!
クセが無い食材だから、意外とどんな調味料とも好相性ですよ!