秋の味覚の1つと言えば、栗ですよね。これを使った料理の中で定番中の定番なのが、栗ごはんです。ですが甘みのある栗をご飯に混ぜることで、どんなおかずを合わせれば良いのか、迷ってしまいますよね。
それに、栗はカロリーが高い印象があるから、やっぱり合わせるおかずで調整したいと考える女性も多いでしょう。そこで、そんな栗ごはんについての役立つ情報を集めてみました!
栗ごはんのカロリーは!?
合わせるおかずを考える前に、まずは栗ごはんのカロリーや栄養面のことを知っておくと良いですね。栗ごはんは、茶碗1杯分程度、約160gで264キロカロリーとなっています。白いご飯1杯分のカロリーが約269キロカロリーということになっていますので、栗ごはんは意外と低カロリーなことが分かりますね。
ただし、炊き込みご飯風に味付けをすると砂糖などのカロリーが入るため、どうしても太りやすくなってしまいます。中には塩でシンプルにと考える方もいるかもしれませんが、この塩に関しても、むくみの原因になってしまうので極力控えたいところです。
ただシンプルに栗を混ぜて炊いただけのご飯であれば、カロリー面を気にする必要は無さそうなので、合わせるおかずを極端にヘルシーにする必要もないと言えるでしょう。
あるいは、塩を効かせた栗ごはんを作る際には、おかずを少な目にすると良いですね。例えば栗ごはんと具だくさんの汁物だけにすれば、塩分過多になりにくく、また簡単に用意できますし、それに食べ過ぎも防げるでしょう。
栗ごはんのおかず☆魚が鉄板!
栗ごはんに合わせたおかずの中で、主菜として取り入れるのであれば、断然お魚が好相性でしょう。例えば秋の味覚であるサンマ。これをシンプルに塩焼きにしたものを栗ごはんと共にいただくだけで、空らしさが実感できますよね。
もちろんサンマが苦手という方は、鮭やサバなどを用いても良いでしょう。塩焼き以外にも、蒲焼きにしてみても良いですし、あるいは煮魚という方法もあります。
肉類でも合わないわけではないですが、やはり栗ごはんの時のおかずは、極力和食でまとめたいところですよね。ここでいきなりスープやソテーが出てくると、違和感を感じてしまいます。
盛り付けた時の印象も、味の相性も抜群な主菜は、和風に調理した魚でしょう。魚は低カロリーで、含まれる脂質も体に良いものなので、これは積極的に取りいれていきたいですね。
栗ごはんのおかず☆和え物で野菜補給!
栗ごはんの時のおかずには、汁ものと魚だけ、という方も多いでしょう。この時、汁ものにこれでもかというほどの野菜を入れれば良いのですが、それができない場合には、もう1品付け足すと栄養バランスに優れた食卓になります。そこで活用したいのが、和え物です。
多くの家庭では、こういった献立の時に漬物を取りいれたりしますが、栗の甘味と漬物はあまり相性が良くないと感じる方もいます。そのため、ご飯のお供になる漬物よりも、どちらかというとおかずの一品として楽しめる和え物を採用しましょう。
例えば定番メニューのほうれん草の胡麻和えやお浸しといったおかずは、栗ごはんとも相性ピッタリです。あるいは酢の物という手もあります。ナマスやワカメの酢の物などを採用して、素敵な食卓にしましょう!
こういった和え物で野菜を補い、栄養価をプラスすると共に、満腹感を得やすくすることにより、美味しくてついつい食べ過ぎてしまう栗ごはんの過食を防ぐことにも繋がります。
白ご飯よりもカロリー控えめとはいえ、栗も糖質をたっぷり含んでいる木の実ですから、おかずでカロリーの過剰摂取を食い止める工夫は必須ですね!
まとめ
栗ごはんは意外と低カロリーで、ダイエット中の女性でも安心していただけるものであるということが分かりました。
おかずは見た目にも栄養的にもすぐれた献立になるよう、主菜には魚、副菜には和え物、さらに具だくさんのお味噌汁を付けるというのが良いですね。こうすることで、まるで料亭で出てくるお食事のように仕上げることもできるでしょう。