冷たくて甘くて、食べると幸せな気持ちになれるアイス。
だけど購入後、冷凍庫にしまって、ついつい存在を忘れてしまうということもありますよね。
そんなアイスですが、実は賞味期限というものがないと言われています。
では、アイスは本当にいつまでも、安全に美味しく食べられるものなのでしょうか?
アイスの賞味期限はほぼない!
アイスには賞味期限がない、というのは、実はあながちウソでもないのです。
というのは、アイスはマイナス18度以下で冷凍保存されています。
冷凍すると、最近が増殖しにくく、衛生的な状態を保ちやすくなりますね。
色々な食材を冷凍することで、保存期間を延長させることができるというのは、ご存じの方も多いでしょう。
そんな冷凍保存が、アイスは自然と行われているというわけなのです。
ですが、同じように冷凍されている冷凍食品などの場合には、賞味期限が存在しますよね。
また、家庭で冷凍した肉類や魚介類なども、「1か月以内に食べきるのが理想」なんて言われますよね。
ではどうして、アイスは冷凍すると、賞味期限がなくなるのでしょうか?
これは、アイスに含まれる原材料に秘密があります。
アイスに含まれる原材料は、牛乳、乳製品などがメインで、かなり品目が少なくなっています。
そのため、品質が劣化しないというのが大きな魅力です。
アイスに賞味期限の記載がない場合には、ほぼ永久的に美味しくいただくことができるということなのですね。
アイスの賞味期限☆安全性は?
冷凍することで細菌が増殖する心配がほぼ無いアイスは、安全性も高く、かなり期間の経過したものでも健康に害を及ぼす危険性は少ないです。
ただし、アイスは1度溶けると劣化が進みます。
1度溶けたものを再凍結していたりする場合には、すぐに食べてしまった方が良いですね。
アイスは、業務用の冷凍庫で適切に保管されている場合には安全で、味も損なわれることはほぼありません。
ですが、購入してから持ち帰るまでにしばらく常温になってしまったりすることで、多少溶けてしまったりもしますよね。
また家庭用の冷凍庫は開閉の頻度も多く、温度を適切に保つのが難しくなっています。
これらの点を考えると、美味しくいただくためにも、安全にいただくためにも、購入後はできるだけ早く食べた方がよさそうですね。
アイスは賞味期限はありませんが、保存の方法により、中に霜が立ってしまったりもします。
そうなると、風味が大きく損なわれるので注意しましょう!
長い期間が経過したアイスは、まずは見た目やニオイなどをよくチェックして、異常が無ければ食べる、ということにすると良いですね。
アイスにも賞味期限があるものも!
基本的に、賞味期限の表記が義務付けられていないアイス。
ですが、中には賞味期限が記載されているものもあります。
シャトレーゼのアイスなどは、1つ1つに賞味期限の記載が行われていますね。
このような賞味期限の記載のあるアイスは、添加物が使用されておらず、品質が変わりやすいというものがほとんどです。
賞味期限のないアイスの多くは、安定剤や乳化剤といったものを使用し、安全に長い期間楽しめるようになっています。
ですが、これらを使わないアイスは、いくら冷凍していても劣化してしまうのです。
賞味期限の記載があるアイスは、より品質や安全性にこだわった、顧客想いなアイスであると考えることができますね!
面倒でも、あえて賞味期限のあるアイスを選んでみるのも良いかもしれません。
まとめ
賞味期限の記載が無いアイスに、「結局、いつまで美味しく食べられるの?」と疑問を抱いてしまう方も多いでしょう。
基本的には、アイスが短期間のうちに傷んでしまうということはありません。
冷凍庫の中で数年放りっぱなしだったものは、さすがに味が劣ってしまう可能性はありますが、数か月程度なら余裕で美味しくいただけると考えられますね。
温度管理をできるだけ徹底して、美味しいアイスを長く楽しみましょう!