雛人形には、実に様々な形がありますよね。
ひな壇にたくさんの人形や道具が並んだもの、収納式のものなどなど・・・
そんなたくさんの種類の中で、人気があるものの1つがケース入りの雛人形です。
では、ケース入りの雛人形にはどのような利点があるのでしょうか?
また、選ぶならどのようなケース入り雛人形が良いのでしょうか?
ケース入り雛人形を選ぶ利点とは?
ケース入りの雛人形を選ぶことには、大きな利点があります。
それが、出し入れが非常に楽であるという点です。
雛人形は、大がかりなものになればなるほど、飾るのも収納するのも手間暇がかかります。
そのため、毎年出すのが億劫になってしまうという方も少なくありません。
また、雛人形を片付ける際にはいくつもの防虫剤などを使用し、保管状態にも最新の注意が必要です。
その点、ケース入りの雛人形なら、段ボールから出せば飾り終わり!
収納も、そのまま段ボールに入れれば良いだけです。
人形をそのまま段ボールに入れることを考えれば、保存状態も保ちやすいですね。
また、ケース入りの雛人形にはもう1つ、大きな利点があります。
それが、飾っている間に埃が被るということが無いという点です。
もちろんケース自体には埃がたかることもありますが、手入れは非常に簡単です。
これが、いくつもの人形や道具を飾ったものだと、1つ1つ丁寧に誇りを払っていかなければならず、非常に手間がかかります。
しかも、ケース入りの雛人形はコンパクトなものが多く、マンション住まいの方などでも気軽に飾ることができるというのも大きなメリットですね。
狭い家でも場所を取ることなく、雛祭り気分を演出することができます。
雛人形☆ケース入りが選ばれるパターン
利点がたくさんある雛人形ではありますが、誰もがケース入りのものを選ぶというわけではありません。
ひな祭りの儀式が簡略化されつつある現代においても、3段飾りなどの雛人形を選ぶ方が多いのも事実です。
では、どのような状況の時に、ケース入りの雛人形が選ばれるのでしょうか?
まず、多いのは、やはりマンション住まいなどで飾る場所や収納場所に困るという家庭ですね。
飾るスペースも無く、和室も無いという家庭では、インテリアの1つのような感覚で気軽に飾れるケース入りの雛人形が人気です。
また、仕事で忙しい共働きの夫婦など、なかなか飾る時間を作れない人にもケース入りの雛人形は人気ですね。
それから、上の娘には本格的な雛人形を買ったけど、下の娘にはケース入りの雛人形という家庭も多くなっています。
雛人形は、1人1人の娘の守り神。
ですから、基本は1人に1つ必要なのです。
だけど、娘が産まれるたびに本格的な雛人形を買っていたのでは、それこそ飾る場所にも苦労しますし、お金もかかります。
そこで、下の子にはケースの雛人形を、と考える家庭が多いのですね。
雛人形☆ケース入りでオススメは?
ケース入りの雛人形にも、様々なタイプがあります。
オススメなのは、本格的なスタイルの人形を飾ったものですね。
三人官女くらいまで飾られたものなら、高級感もあって素敵ですね。
それから、オルゴールの付いたものもオススメです。
子供のための雛人形ですから、子供が楽しめる要素も欲しいですよね。
オルゴール付きのものは、音楽が流れることを喜び、子供が気に入ってくれることが多いですね。
また、雛人形には木目込みと言われる、木に彫り込んだ形のものもあります。
こちらもかわいらしいので、選択肢に入れてみても良いでしょう。
人形だけでなく、ケースの色合いなどにもこだわって選べば、よりインテリア性が高まります。
ケースのフチがピンク色のものなど、素敵なデザインのものも多数あるので、家庭のインテリアに馴染むものを選びましょう!
まとめ
ケース入りの雛人形は、利便性が高いのが魅力です。
ですが、人形は空気に触れると劣化することもありますので、保存状態を良好に保つのは難しいという側面もあります。
利点の多いケース入りの雛人形ではありますが、購入時にはお店の方とよく相談しながら決めることが大切ですね。