友人の結婚式に招かれた際には、普段着なれないパーティードレスを着用して訪れる方が多いですね。そんなパーティードレスで定番となっているのが、ストールを巻いたスタイルです。体型カバーや気温調節などに役立つアイテムですよね。
ですが、このストールを着用する際には、結婚式という場だからこそのマナーというものもあります。このマナーをしっかり頭に入れて、恥をかかないようにしましょう。
ストール☆結婚式なら色にも注意!
普段着に合わせるストールの場合には、合わせやすいようにということで黒や白などのシックな色合いを選ぶ方が多いでしょう。ですが、結婚式にはこういう安易な色の選び方をしてはいけません。
まず白という色は花嫁の色ですので、それ以外は誰も着用してはいけないというのがマナーです。主役が1番輝けるように、例えストールという小物であっても、これは白を用いないように注意しましょう。
それから、黒という色も避けた方が良いでしょう。黒は合わせやすい色で無難なので選んでしまいがちですが、不幸ごとを連想させてしまいます。
できれば明るいパステルカラーのものをセレクトすると良いですね。特に光沢のあるサテン地で、淡いピンク色や黄色といったカラーのものは結婚式という場面にピッタリです。
また、どうしてもそういったカラーが合わせにくいというのであれば、光沢のあるベージュなども選択肢の1つに入れてみましょう。こういった色合いなら上品に決まるので、イロイロなドレスに合わせやすいですね。
それから、刺繍などが入ったストール、ラメ素材のストールなどは、華やかさが演出できて素敵です。パーティードレス全身で派手になってしまうのは憚られる結婚式という場面だからこそ、こういった小物選びで素敵に演出していくことが重要なのです。
特にドレス自体が地味なものになってしまった場合には、ストールをポイントにして華やかさを演出するというのも1つの方法ですね。
黒のドレスを無難に選んでしまう人も多いですが、そのような場合こそ、華やかなストールをコーデのポイントにしてみてください。
ストール☆結婚式場ではしっかり巻くこと!
結婚式というのは華やかではありますが、厳粛なお祝いの場でもあります。そこで肌をむやみに露出するのはマナー違反です。そのために役立つアイテムでもあるのが、ストールですね。
そんなストールも、時間の経過と共にずり落ち、肌が露出してしまうことがあります。そうならないように、しっかりと巻いておくことが重要です。特に食事の際などに落ちてきてしまうと、食事のマナーとしても良くありませんので注意してください。
ずれないためのコツとしては、コサージュ、ブローチなどを使用してしっかりと留めておきましょう。ずれなければ良いのというものではないので、安全ピンなどで留めるのはご法度です。キレイに結び、この結び目を隠すようにしてコサージュなどを留めると、「デキる女」という印象になります。
また、ストールを羽織っていくと、時間をもて余した時などにいじってしまう人も多いですね。ですがこれもマナー違反です。
せっかく素敵なパーティードレスを着用し、特別な場にいるのですから、マナーをきちんと守り、凛としたキレイな女性として1日を過ごしましょう。
ストール☆結婚式のマナーが難しいなら!?
ストールを結婚式に着用していく際には、巻き方、結び方、ずり落ちない工夫など、イロイロと面倒に感じられてしまうこともありますよね。
せっかく美味しい食事が出るから、思い切り楽しみたいのに、ストールが邪魔で動きにくいということもあるでしょう。盛り上がりたい場面でも、遠慮しがちになってしまう方もいます。
そういったことが困るというのであれば、ストールよりも実用性に優れたアイテムを利用してみるのも1つの方法です。例えばボレロ。袖を通して使用するボレロであれば、ずり落ちる心配が無く、式を心から楽しむことができますね。
それからカーディガンも、品のある物を選べば着用可能です。ただし普段着と差が無いようなカジュアルなカーディガンは避けてください。
パーティードレスを選ぶ際に、一緒にコーディネートしてこういったアイテムも選んでおくと、式の当日になって慌てる心配も、恥をかく心配もなくなるでしょう。
まとめ
結婚式のファッションでは定番中の定番であるストール。そんな細かい点にまでマナーがあるのが、日本という国の面倒なところでもあり、良いところでもあります。
こういった場面だからこそ、きちんとマナーを守り、常識のある女性として、周囲にも認められるようになりたいですね。