お正月には、お正月飾りなどの伝統の飾りも素敵ですが、やっぱり華やかな花も飾っておきたいですよね。
お正月花は来客の目を楽しませ、家族も癒してくれます。
では、お正月花といえば、どのような種類があり、どんな感じにアレンジすれば良いのでしょうか?
お正月にピッタリな花について調べてみました。
お正月花☆アレンジにぴったりな松や竹
お正月に飾る花なら、やっぱりお正月花らしさのあるおめでたいものが良いですよね。
そこでオススメなのが、松や竹です。
松や竹は「花」というイメージは無いかもしれませんが、アレンジに加えてみると、グンと雰囲気が良くなり、日本のお正月の趣が感じられるようになります。
松は1年中、葉を落とすことのない樹木です。
そのため、不老長寿の象徴と考えられることから、おめでたいイメージがあるのですね。
それから、神様がやって来る時に目印になるとも考えられています。
これらの理由から、松の中でも特に「若松」が、正月花として定着しています。
それから、竹はまっすぐで、節目が等間隔に入っていることから、「まっすぐな成長」や「節操」を象徴すると言われています。
この竹は、お正月花のアレンジでは挿して飾るだけでなく、器に用いられることもあります。
生け花に使われることが多いのは、万年竹の一種「ラッキーバンブー」です。
こちらは普通の竹よりも細くて色が薄く、生け花を引き立てるのに活躍します。
お正月花☆葉ボタンでアレンジ!
お正月花の定番としてイメージしやすい花の1つに、葉ボタンがありますね。
その名の通り、葉がボタンの花のように美しい植物です。
この葉ボタンには、紅と白の2つの色があります。
そのことから、縁起の良い紅白の花として知られ、お正月にはピッタリの花と考えられるようになりました。
葉ボタンは鉢植えでも販売されますが、お正月のアレンジとして用いることもできます。
松や竹をバックに、たくさんの花を挿したアレンジで、1番正面となる部分に葉ボタンを持ってくると良いですね。
葉ボタンには存在感がありますし、これを正面に持ってくるだけで、一気にお正月らしさが増します。
大きい葉ボタンを1つだけアレンジに加えるのもアリですし、小さ目のものを紅白で挿してみても素敵ですね。
また、アレンジに使用して枯れてしまうのがもったいないと感じるのであれば、鉢を使った寄せ植えにしても良いでしょう。
いくつかの大きさと色が違う葉ボタンを組み合わせて寄せ植えにするだけでも、とっても素敵なお正月花アレンジに仕上がります。
お正月花のアレンジにはバラも!
お正月花でアレンジを作るとなると、イメージしてしまうのは和のテイストの花ばかりですよね。
ですが、実は少し洋のテイストを取り入れてみると、より素敵な雰囲気のアレンジに仕上がります。
特に重宝するのは、アレンジの定番、バラです。
バラという花は、見た目の華やかさもさることながら、咲いている時期が長いために、春が長く続く花として縁起物と考えられています。
バラの色は色々で、赤いものだけではありません。
お正月花のアレンジとして使用するのであれば、色々な色を組み合わせて使ってみると素敵ですね。
特に赤いバラと白いバラを組み合わせて紅白にする方法はおすすめです。
お正月花のアレンジに使用するなら、松・竹・葉ボタンの間を埋める役割の花として、たっぷり挿して楽しみましょう!
また、バラを加えることにより、アレンジのバランスがとりやすくなります。
百合などの花も加えやすい雰囲気になるので、そういったアレンジの定番の花も加えながら、整えていきましょう。
まとめ
お正月花には、実は色々な意味が込められています。
1つ1つの花に込められた意味を感じながら、素敵なアレンジを作ってみましょう!
また、花屋さんに行けば、お正月花を組み合わせて作った見事なアレンジを販売していることもよくあります。
それを購入してきて楽しむのも良いですし、家庭で作るアレンジの参考にしてみても良いですね!