ひな祭りになると、無性に食べたくなるのがちらし寿司ですよね。
ちらし寿司は見た目にも華やかなお料理で、女の子の節句にピッタリです!
ですが、どんな食べ物でも健康面や美容の面でどうなのかというのは、気になるポイントですよね。
では、ちらし寿司のカロリーや塩分はどうなのでしょうか?
そこで、そんなちらし寿司のカロリーと塩分について調べてみました。
ちらし寿司のカロリーは意外と高め!
ちらし寿司というと、あっさりヘルシーなイメージがありますよね。
ですが、実はちらし寿司のカロリーは意外と高めです。
並盛1人前の約450gで、約718キロカロリーがあります。
ちらし寿司だけだと物足りないので、ここにお吸い物や和え物などを添える場合がほとんどですよね。
そうなると、けっこうなカロリーになってしまいます。
一般的な活動量の成人女性が1日に摂取すべきカロリーは、1800キロカロリー程度。
それに対して、ちらし寿司の並盛だけで700キロカロリーを超えるというのは、意外と高いと感じる方が多いでしょう。
ちらし寿司のほとんどはご飯であり、ご飯は炭水化物なので高カロリー。
さらに、ここに砂糖を含む甘酢を加えて味付けするため、カロリーが高めになってしまうと言えますね。
また、ちらし寿司はあっさりとした口当たりの食べ物なので、ついつい食べ過ぎてしまうという点も困ったところです。
できるだけ量を控えて楽しむようにしたいですね。
ちらし寿司の塩分はどう!?
ちらし寿司は酢飯なので、塩分も高めになってしまいます。
だいたい、並盛1食分あたりの塩分は約6g。
これはかなり高めの数値なので、血圧などに不安がある方は避けた方が良いですね。
ただし、ちらし寿司の塩分は調理の工夫で減らすことが可能です。
例えば減塩醤油などを使用すれば、気になる塩分を大幅に減らすことができます。
また、使用する食材にも塩分が少ないものを利用すると良いですね。
ちらし寿司の塩分が気になる場合には、市販の素などを使用するのではなく、手づくりして塩分を控える工夫をしていきましょう。
薄味でも美味しくなるように、色々な具材を加えて旨みを引き出した五目ちらし寿司にチャレンジしてみると良いですね。
ちらし寿司☆カロリーと塩分以外の栄養素は?
ちらし寿司は、様々な具材を酢飯と和えて作る食べ物です。
そのため、カロリーも塩分も高めであるのは困ったところですが、栄養もたっぷり含まれています。
特に海産物を加えることが多いちらし寿司には、ヨウ素やビタミンB12といった栄養素が多く含まれます。
また、炭水化物がメインなのでエネルギー源にもなり、活動的に過ごしたい方には役立ちますね。
様々な健康効果が期待できると言われる酢も使われているので、適量を食べるだけなら美容や健康にも役立つ可能性があります。
ただし、ちらし寿司の栄養価は加える具材により左右されます。
健康効果や美容効果を期待したいのであれば、栄養面を考慮した具材選びをすることが大切です。
エビやシイタケ、卵、絹さや、シソなど、様々な食材をバランス良く加えていきましょう。
カロリーを控えめにしたいのなら、シイタケなどのキノコ類や、こんにゃくを多めにして作ると良いですね。
シイタケは良い出汁が出るので、塩分を控えるためにも役立ってくれます。
まとめ
ちらし寿司はカロリーも塩分も高めの傾向なので、食べる際には食べ過ぎに注意しなければなりません。
もちろん、ひな祭りなど特別な機会に食べるだけなら、それほど気にする必要はないでしょう。
ですが日常的に食べるのであれば、量を控えめに、他に低カロリーで塩分控えめなお料理を添えて食べるのが理想です。
それから、調理の工夫でうまく栄養バランスを取るようにしてみましょう。
ちらし寿司は作り方の工夫次第で、いくらでも健康的なお料理にできるものです。
古くから伝わる、日本の美味しいお料理の1つですから、健康面に不安がある方でも、安心して楽しみたいですね!