ダボシャツの意味とは?選び方や着こなし方にはどんなコツがある?

お祭りの季節になると、「ダボシャツ」なんて聞き慣れない言葉を耳にすることがありますよね。
ではダボシャツの意味とは、いったいどういうものなのでしょうか?

また、選び方や着こなし方などもしっかり押さえておきたいところです。
そこで、そんなダボシャツについて解説していきます。

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ダボシャツの意味とは?

そもそもダボシャツの意味とは何なのかというと、これはネーミング通りの丸首で長い、太い袖が付いた、ダボダボしたシャツになります。 基本的にダボズボンと言われるものと、上下セットで身に着けるものとなります。

イメージとしては、御神輿を担ぐ人が着ているもの、ということになりますね。

ダボシャツとよく似たものとして、鯉口シャツというものもあります。
同じものと思われてしまいがちですが、実はこれらは全く違います。
肉襦袢とも言われる鯉口シャツは、ダボシャツとは違い、ピッタリとしています。
七分袖で、裾を股引の中に入れて着用します。

これは腹掛の下に着るシャツになりますが、ダボシャツは腹掛などは合わせません。
このように、よく似ているようで大きな違いがあるのです。

ダボシャツとは、御神輿を担ぐ時のダボっとしたシャツ。
意味をまとめると、こういうことになりますね。

ダボシャツの選び方は?

ダボシャツの意味が分かったところで、次に気になるのが選び方ですね。
ダボシャツの選び方は、お祭り用品であり普段着ではないため、なかなか難しく感じてしまいがちです。

基本的にダボシャツを手に入れたい場合には、祭り用品のお店に行くことになります。
そんな祭り用品を専門に取り扱っているところで尋ねれば、選び方も親身になって教えてくれるでしょう。

もしネットなどで自分で購入する際、まず注意しなければならないのは、鯉口シャツと間違えてしまわないこと。
ダボシャツは無地で地味な印象で、またダボっとしたデザインとなっていますので、しっかり違いを見極めて購入しましょう。

それから、サイズも気になるところですね。
これは、例えば子供用なら1〜2歳で1号、3〜4歳で2号となります。
11〜12歳の7号で終わりで、それ以降はSサイズの大人物を選ぶことになります。

Sサイズで147〜155?、Mサイズで155〜162?、Lサイズで162〜168?程度の身長の方に向けたものとなります。 きちんと自分の体型に合うものを選びましょう。

ダボシャツはデザインに関してはシンプルですので、鯉口シャツのようにデザインで悩むことは、ほぼありません。

ダボシャツの着こなし方は?

ダボシャツは選び方だけでなく、着こなし方も分かりにくいですよね。
普段着るものでないからこそ、どう着れば良いのか悩んでしまうところです。

基本的に、ダボっとしたデザインのダボシャツは、暑い季節のお祭りにぴったりで、涼しく快適なのが大きな魅力です。
ダボシャツとダボズボンを合わせて、シンプルに着こなすと良いでしょう。
その時、足元には雪駄を合わせます。

あるいは、半天を合わせてみるともオシャレです。
半天を合わせる場合は、ダボシャツの上に羽織り、さらに腹巻を巻きます。
ダボズボンを履いて、足元には地下足袋を履きます。

これだけでかっこよく、粋な雰囲気になるのでおすすめです。
ダボシャツはお祭りに参加する方が着る服という印象ですが、お祭りを楽しみに来た方にもおすすめです。
素敵なダボシャツでお祭りを満喫しましょう。

ちなみに、ダボシャツとよく似た鯉口シャツですが、こちらについては腹掛、半天を着て江戸前スタイルに仕上げます。
鯉口シャツは目立つ柄が特徴的ですが、実はこれは見えない部分のオシャレであり、隠れてしまうのです。

お祭りの服の着こなしは、大変奥が深いものなのですね。

まとめ

ダボシャツの意味や選び方、着こなし方は、シンプルなようでいて、意外と知らないことがたくさんあります。
よく似ており、間違われがちな鯉口シャツとは実は全く違い、着こなし方も違っています。
しっかり押さえて、素敵に着こなしたいですね!

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