アメリカでは大変な盛りあがりを見せるイベントの1つと言えば、ハロウィンですよね。
パーティーを開いたりして、盛大に楽しむ家庭がたくさんあります。
日本でも、近年、このイベントを楽しむ家庭が増えてきていますね。
そんなパーティーを開く際ですが、やっぱり悩んでしまうポイントの1つが、料理でしょう。
ハロウィン料理、アメリカでメインになっているのは、どのような料理なのでしょうか?
本場のイベントをチェックしてみましょう。
ハロウィン料理☆アメリカでメインはカボチャ
ハロウィン料理、アメリカでメインとなるのも、日本と同じく、やはりカボチャであるパターンが多いようです。
実はクリスマスのターキーのように、ハロウィンのイベントでは「コレ!」というメインのお料理が決まっているわけではありません。 そのため、ハロウィン料理はカボチャを使ったメニューを中心に、各家庭で工夫しながら作られている、という感覚になりますね。
例えばカボチャグラタンやカボチャのサラダ、カボチャのシチューといったものが挙げられます。
メインとしてはカボチャグラタンなどが主役級の存在感を発揮してくれるでしょう。
こういったカボチャのフルコースにする家庭も少なくありません。
色々なお料理に大変身してくれる、カボチャならではの楽しみですね。
また、カボチャは甘味がありお菓子づくりにも活躍します。
そこで、そんなカボチャを使ったクッキーやプリンなど、お菓子作りにチャレンジする家庭も多いようです。
日本が抱くハロウィンのイメージと、実際のアメリカで行われるハロウィンのイメージには、それほど大きな差がないと考えても良さそうですね。
ハロウィン料理☆アメリカの伝統的な食べ物
ハロウィン料理、アメリカでメインとなるのはカボチャですが、実は世界では、カボチャ以外にも、伝統的な食べ物や飲み物があることが知られています。
あまり日本では親しまれていませんが、例えば「アップルサイダー」。
これはネーミングからイメージすると、冷たいリンゴ味の炭酸水のような印象がありますよね。
ですが、実は違うのです。
これはリンゴにシナモン、さらに香辛料を加えたものをホットでいただく、伝統の飲み物となっています。
主にアイルランドで、収穫祭を祝うために飲まれている飲み物です。
それから、バーンブラック。
あまり日本では耳にすることが無い名称ですが、これは簡単に言えばフルーツケーキになります。
ケーキの中にボタンや指輪、コインを加えて焼き上げます。
これを薄く切っていただき、コイン入りならお金持ちになれる、指輪入りなら結婚や恋愛に運が向いてくる、ボタン入りなら結婚できない、といったちょっとした占いを楽しめる内容になっています。
このように、ハロウィンには伝統的に楽しめるお料理もありますので、日本でのパーティーに取り入れてみても面白いですね。
ハロウィン料理☆アメリカではグロテスクに!
日本と似た部分もあれば、違う部分もあるハロウィン料理、アメリカのメイン。
特にイメージと違っている点を挙げるとすれば、その見た目です。
日本では、ハロウィンというとカボチャをくり抜いて作ったグラタンなど、なんとなく可愛らしくておいしそうなものが多いですね。 ですが、実はアメリカでは、食べるのをちょっと躊躇してしまうくらい、グロテスクな見た目のものを作るケースが多いのです。
例えばトマトソースを血に見立てたり、ミートボールとスライスチーズなどで目玉を作ったり・・・
基本的には食べられるものなので、味は美味しく仕上がりますが、見た目がグロテスク過ぎて、なかなか日本人には箸が進みにくいかもしれません。
このようにアメリカのハロウィン料理がグロテスクなのは、もちろんアメリカの人々がそういった楽しみ方を好む、という傾向もありますが、他にも意味があります。 それは、このイベントには「魔除け」の意味があるということです。
悪霊退散するためのイベントでもありますので、グロテスクな料理や衣装で、悪霊を驚かせようということが考えられているのですね。 そういった側面を知ったうえでお料理を作ったり、食べたりするのも、なかなか面白いハロウィンの楽しみ方ですね。
まとめ
ハロウィン料理、アメリカでメインとなるのは、やっぱりカボチャです。
クリスマスほど「おいしそう」「豪華」という印象はありませんが、このイベントには、このイベントならではの楽しみや深い意味があることが分かりますね。