納豆と言えば、健康に良い食品として非常に有名ですよね。
そんな納豆から作られるレシピ、「スタミナ納豆」が注目を集めています。
これは鳥取県の倉吉市の小学校給食として出される人気メニューであり、2010年の3月10日に秘密のケンミンショーで取り上げられて以来、話題になっているものです。
では、そのスタミナ納豆は、どのような栄養が含まれているものなのでしょうか?
また、カロリーも気になるところですね。
そこで、そんなスタミナ納豆について詳しく調べてみました!
スタミナ納豆のレシピとは?
まず最初に気になるのは、スタミナ納豆というのは一体、どのようなレシピで作られるものなのかという点ですよね。
こちらは、鳥取県倉吉市のウェブサイトにあるスタミナ納豆のレシピを見てみると、鶏ひき肉や和風だし、ごま油、生姜、ニンニク、タバスコ等が用いられています。
納豆に何かを混ぜるという簡単なものではなく、納豆からきちんと作られている料理ということになりますね。
作り方は、ごま油でまず生姜とニンニクを炒めて香りが立ったら鶏ひき肉を炒めます。
それから刻んだ納豆に和風だし、砂糖、料理酒、タバスコを混ぜて、炒めた鶏ひき肉も加えて混ぜれば出来上がりです。
生姜やニンニクが用いられている、というところが「スタミナ納豆」と呼ばれる所以なのかもしれませんね。
生姜やニンニクの栄養で、スタミナがしっかり付き、暑い夏を乗り切ることもできてしまいそうです。
また使用されているのが鶏ひき肉なので、高タンパク低脂質で、カロリーも控えめに仕上がりそうですね。
スタミナ納豆の栄養やカロリーは!?
美味しいと好評な給食の一品であるスタミナ納豆。
こちらはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
まずメインとなっているのが納豆ですので、たんぱく質を多く含みます。
それから成長期の子供にとっても欠かせない栄養素である鉄分や葉酸、カルシウムもしっかり含まれています。
納豆自体が栄養価の高い食材なので、こういった様々な栄養を摂取することができるというわけなのですね。
また、生姜にはたっぷりの食物繊維が含まれますので、これも注目したい栄養素ですよね。
それからニンニクにはビタミンB1の吸収を助けるアリシンという成分も含まれています。
ですが栄養素を見てみると、気になる点もいくつかあります。
まず塩分が高いということです。
調味料として和風だし、濃口醤油、タバスコなども用いられますので、どうしても味が濃くなり、塩分が高くなる傾向があるということでしょう。
これは出汁を多めにするなどの工夫で変えられる可能性がありますね。
それからカロリーについては、1食分で170キロカロリー前後となっています。
これはかなり低カロリーで嬉しいですね。
ただし、脂質は多少含まれます。
また、ご飯が進む味ですので、低カロリーでも食べ過ぎには注意しましょう。
スタミナ納豆のアレンジレシピ
栄養やカロリーといった点でも注目のスタミナ納豆ですが、こちらは元祖のもの以外にも、様々なアレンジレシピがあります。
例えば鶏ひき肉を合いびき肉にするという方法。
合いびき肉にはビタミンB群が豊富な豚肉や、鉄分を含む牛肉などが使われているので、栄養価アップに役立ちます。
また、青ネギを使うのが本来のスタミナ納豆ですが、刻んだ長ネギを加えるというのもアリですね!
それから、スタミナ納豆を活用してパスタにしてしまうというアレンジレシピもあります。
本来ならご飯にかけていただきたいところですが、これを茹でたパスタに絡めるのです。
最後に刻みのりなどをかけると、和のテイストの美味しくてスタミナ満点なレシピのできあがりですね!
まとめ
鳥取県のご当地メニューともなりつつあるスタミナ納豆。
テレビ放送で紹介されてからかなり経過しますが、今なおファンの多いお料理となっています。
本当にスタミナが付くような食材もしっかり配合されていますし、栄養価が高く、しかも低カロリー。
ダイエット中だけどスタミナはしっかり維持しておきたいという方にはピッタリなお料理ですね。