保湿力が高く、美容効果があるということで大注目されているシアバター。
でも、「名前を聞いたことはあるけれど、具体的にはどんな効果があるの?」と疑問を抱いている方も少なくないでしょう。
実はシアバターは、美容面での効果だけでなく、傷跡の治療などにも嬉しい効果が期待できると言われています。
そこで、そんなシアバターが持つ驚くべき効果について調べてみました。
シアバターってそもそも何!?
「シアバター」というネーミングを聞くと、「パンとかに付けるバターの一種!?」と感じてしまいますよね。
では、シアバターというのは一体どのようなものなのでしょうか?
シアバターというのは、アフリカにある貴重な木、シアから抽出される植物性脂肪のことです。
このシアの木は世界的にもかなり貴重な存在なので、口にするバターとはちょっと違いますね。
シアバターは天然の成分なので、敏感肌でも安心して使用することができます。
アフリカでは、保湿目的以外にも、食用や薬用、燃料としても古くから使われてきました。
そんな効果が注目を集め、最近では数々のシアバター製品が開発され、世界各国で販売されるようになています。
シアバターは、シアの木の種子を加工して採油されます。
天然ビタミン成分のトコフェロールや酸化防止作用があるカロテノイドが主成分となっており、これが注目を集める理由になっているようですね。
シアバターは低刺激で、油分が乾燥しにくいものなので、乾燥肌に悩まされる方には非常にうれしい効果があるということで有名です。
特に秋冬の乾燥が気になる季節には、重宝されていますね。
シアバターの嬉しい効果!傷跡にも!
シアバターには、様々な効果が期待できます。
まず、有名なのは保湿効果ですね。
肌の表面に塗布すると、肌をバリアし、また同時に内側から潤いが蒸発してしまうのを防ぐことができます。
冬場の手荒れのケアなどにも最適ですね。
それからシアバターは、ニキビ跡にも効果が期待できると言われています。
ニキビは治療方法を誤ると、陥没したクレーターのようになってしまいますね。
このクレーターにも、シアバターを塗布することで、傷を癒やしてコラーゲン生成を促す効果が期待できるのです。
そのため、クレーター状のニキビ跡が目立たなくなるという嬉しい効果が期待できます。
水分バランスを整える効果も期待できるので、繰り返すニキビ肌も改善できる可能性が高いですね。
それから、もう1つのシアバターの魅力的な効果に、傷跡を癒やす効果があります。
シアバターには炎症を抑える効果があるといわれるトリテリペンアルコール、アラントインといった成分があり、これが傷跡の治療にも役立つのです。
また、肌の代謝をアップさせてくれる効果も期待できるので、残ってしまった傷跡を薄くすることもできるというわけです。
シアバターが持つ様々な効果。
世界的に注目を集める理由も納得ですね!
シアバターの効果的な使い方
では、そんな魅力溢れるシアバターは、どのような使用方法で用いれば良いのでしょうか?
まず、シアバターを顔に使用する場合には、特に乾燥が気になる部分やシワになりやすい部分に丁寧に伸ばします。
特にお風呂上り、ナイトクリームとして使用するのがオススメです。
また、朝のお手入れの最後に使っても、抗酸化作用により紫外線ダメージから肌を保護してくれます。
それから、乾燥がひどくなりがちな手足には、日常のクリーム代わりに気軽に使ってみましょう。
水を触った後に塗布したり、ヒビやあかぎれといった炎症を起こした状態にも使用すると効果的です。
傷跡の修復作用もあるシアバターは、手足のケアにもピッタリですね!
ボディのケアにもシアバターは使えます。
腕、足、おなかや背中など、気になる部分にはたっぷり塗布しましょう。
特に乾燥で痒みなどを感じる場所には、丹念に塗ると良いですね。
傷跡がある時には、そこに直接塗布すると、傷跡が目立たなくなる効果が期待できます。
あとは、パサついたり傷みが気になる髪の毛にも使用できます。
ダメージを受けた髪に、毛先を中心に少量塗布してみましょう。
まとめ
シアバターは、美容面など色々な面で高い効果が期待できる素敵な化粧品です。
色々な使い方を楽しんで、秋冬の厳しい乾燥から肌を守りましょう。
また、気になる傷跡を改善できる可能性があるというのも嬉しいポイントですね。
諦めていた傷跡にも塗布して、薄くなる効果を実感してみましょう。