食中毒※どんな症状が現れるの?なってしまった場合の対処法は?

食中毒といえば夏場の暑くて菌が繁殖しやすい時期に起こるものというイメージですよね。
ですが、秋冬にも食中毒が無いわけではありません。

秋冬に食中毒になってしまっても、その症状が本当に食中毒なのか、それとも風邪などの病気なのか分からないということもありますよね。

そんな状況では、対処の仕方も分かりません。
そこで、食中毒の症状と対処の方法について紹介します。

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食中毒☆秋冬に多いもの

まず、秋冬にはどのような食中毒が流行するのでしょうか?

代表的な物として挙げられるのが、ノロウィルスですね。

牡蠣を食べたことが原因だったり、ノロウィルスに感染した人の吐しゃ物や便から感染することもあります。

食べ物以外でも感染する可能性があるのが怖いですね。

秋冬に多い食中毒の代表的なものはノロウィルスですが、これ以外の食中毒も、起こらないというわけではありません。

最近では、家庭内や飲食店は年中空調が整えられており、寒い冬場でも温かく暖房されたり、加湿器で湿気を保ったりしていることがほとんどです。

すると、通常は夏に猛威を振るうような食中毒の菌も、秋冬に悪さをすることだってあるのです。

特に秋は行楽のシーズンであるため、油断して不衛生な状態で弁当に詰めたおかずから、食中毒を起こすことも無いとは言い切れません。

秋冬の食中毒は、「油断」が引き起こす可能性が高いということを忘れないようにしましょう。
夏と同じくらい、食品の衛生状態には気を付けたいですね。

食中毒 症状

食中毒になった時の症状

食中毒になってしまった場合の主な症状としては、下痢や吐き気が多いですね。

秋冬に多いノロウィルスの場合には、水様便が出ます。
また、発熱や嘔吐を伴うこともあります。

食中毒を引き起こす菌によって、その症状の現れ方は様々です。

発熱、おう吐、下痢だけだと、風邪と見分けがつきにくいかもしれません。
生物や衛生状態が疑われるものを、数日の間に食べていないかどうか、よく思い出してみましょう。

食中毒は、一般的に数時間の潜伏期間を経て発症します。

長くても、潜伏期間は1~3日程度です。

赤痢に関しては5日程度潜伏することもあります。

ですが、何日もの間潜伏するものは少ないので、思い当ることがあれば分かりやすいでしょう。

中には血便や膿を含んだ便、激しい腹痛などを伴うものもあります。
これらの症状にはよく注意して、おかしいと感じたら、すぐに病院を受診しましょう。

食中毒になってしまった時の対処法

気を付けているつもりでも、食中毒になってしまうことはありますよね。

そんな時には、まず疑われる症状があったら、すぐに病院を受診することです。

ただし、ノロウィルスのような人から人への感染が疑われるものもありますので、事前に病院に連絡しておくことがオススメです。

他の患者に感染させないための工夫も必要ですね。

それから、辛いですが吐しゃ物や便などで汚したところは、自分でしっかり掃除しましょう。

人に任せると、その人にも感染させてしまう可能性があります。

ノロウィルスの場合は、汚してしまった部分は、塩素系漂白剤を薄めたもので消毒しておくと効果的であると言われています。

また食中毒は、下痢や嘔吐により大量に水分が奪われます。
何も食べられない状態になっても、水分だけはしっかり補給するようにしましょう。

あとは、症状に応じて、医師の治療に従って治癒を目指してください。

脱水症状がひどい場合にも、医師の治療が必要なこともあります。
点滴治療などを受けることで体力が回復できる可能性もあるので、自己判断せずに、しっかり治療を受けましょう。

まとめ

食中毒は、中には命に関わることもあるというほど、甘く見てはいけない怖い病気です。

自分の症状をよく観察して、食中毒の疑いがある場合には、速やかに医療機関を受診しましょう。

普段から、秋冬でも油断することなく、食品の衛生面に配慮した生活を送って防ぐことが何より重要なポイントですね。

手洗いやうがい、食品の加熱などを徹底的に行い、衛生状態を保ちましょう。

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