ボトックス注射の汗に対する効果とは!?副作用の心配はない?

暖かい季節のお悩みの1つが、汗ですよね。
汗があまりにも多く出てしまう多汗症の方などの場合には、例えばボトックス注射による方法など、治療法を真剣に探している方もいらっしゃるでしょう。

では、そんなボトックス注射、汗に効果はあるのでしょうか?
また、副作用の心配などが無いかどうか、というのも気になる点ですね。

そこで、そんなボトックス注射の汗に対する施術について解説していきます。

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ボトックス注射の汗の効果

ボトックス注射と言えば、小顔になるための施術で使用される印象が強いですが、実は多汗症などの治療にも用いられています。
そもそもボトックス注射というのは、ボツリヌストキシンと言われる成分を注入する施術で、このボツリヌストキシンという成分には、筋肉や神経の働きを抑える作用があるのです。

小顔になるために施術されるのは、筋肉の働きを抑えることでエラ張りなどを解消するためですね。
ではなぜ、そんなボトックス注射が汗に効果を発揮するのかと言うと、これは交感神経を通して、汗腺に汗を出すための信号を出す過程を、この成分がブロックするためです。

特に汗が気になる部位としてワキが挙げられますが、よくボトックス注射はワキに施術することで、ワキの汗を抑える目的で使用されています。

ちなみに、そんなボトックス注射が働きかけるのは、誰にでも存在するエクリン汗腺だけではなく、ワキガ悩みを抱える方に多く存在するアポクリン汗腺もです。 つまり、2つの感染の働きを抑えることができるため、汗だけでなくニオイにも同時に対策できるという効果があります。

ボトックス注射の汗の効果は持続する?

では、そんなボトックス注射の汗の効果は、1度打てばどれくらい持つものなのか、というのも気になるところですね。

ワキ汗に対するボトックス注射の効果の現れ方には、多少の個人差はあるものの、これは多くの方が実感している方法ですので、基本的には「効果なし」という心配はほぼ、無いと言えます。 だいたい70%程度の汗を抑えることができると言われているので、満足度は高いと言えるでしょう。
ですが、この効果は残念ながら、1度打てば永久に持続するというものではありません。

ボトックス注射によるワキ汗への効果は、だいたい半年程度持続すると言われています。
つまり、効果が切れる頃になると、再び受けなければならないということになります。

ですが、基本的に汗が気になりやすい季節と言えば春から夏にかけてですので、この時期を狙って打つのであれば、年に1度の施術で汗の悩みを解消できるということになりますね。

多少の費用はかかりますが、それでも1日に何度も制汗剤をスプレーしなければならなかったり、ずっと汗が気になってしまって精神的にもキツイという方からすれば、受けてみる価値ありな方法と言えるでしょう。

ボトックス注射の汗対策☆副作用は?

ボトックス注射は汗に効果が期待できるということは、その反面、副作用が強いのではないかという不安を感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。 これについては、残念ながら副作用のリスクはゼロ、というわけにはいきません。

まず、起こり得る副作用としては、握力、筋力の低下が挙げられます。
それから、注射後に内出血、腫れなどの症状が起こったり、しびれを感じることもあります。
あるいは、注射した部分から重さ、だるさを感じることもあります。

さらに、ワキの汗やニオイを止めた結果、足やデリケートゾーンなど別の部分で汗や臭いが強くなるという例もあります。
また、腕にまで痛みを感じてしまうということもあります。

基本的には安全性が高いと言われている施術ではありますが、これらの問題が起こりうる可能性もある、ということは覚えておかなければなりません。 できるだけ信頼できる、実績豊富な医師のもとで施術を受けることが大切ですね。

まとめ

ボトックス注射の汗の効果は大変優れものではありますが、副作用があり、また費用や痛みなどの問題もあります。
そういった点までよく考慮しながら、汗のお悩みをボトックス注射で解決すべきかどうか、じっくり検討してみましょう。

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