風邪の食事☆アイスを食べると良いって本当?どんなメリットが?

風邪をひいてしまった時には、できるだけ薬に頼らず、食事の改善などで早く治していきたいと考える方も多いでしょう。
ですが、しっかりしたご飯はなかなか、喉を通らないこともありますよね。

そんな時、無性に食べたくなってしまうものの1つがアイスです。
では、風邪の食事でアイスというのは食べても大丈夫なものなのでしょうか?

そこで、風邪の食事でアイスを食べることに、どんなメリット・デメリットがあるのか紹介していきます。

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風邪の食事でアイス☆意外と栄養あり

風邪の時にはきちんと栄養を摂って温かくして、安静にすること。
これが早く治すために大切なポイントですよね。
ですが、アイスなんかに栄養があるのかどうか、と不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。

まず、風邪を治すためには体がウイルスと闘うために、たくさんのエネルギーを消費しています。
そして、この時に必要となるのが免疫であり、免疫を作るために必要なのがタンパク質です。

エネルギーを作り出すのに必要なのは糖質なので、つまり風邪をひいている時には、タンパク質と糖質の補給が重要になります。

そこでアイスの原料を見てみると、乳製品や卵、砂糖などを使用しているものが大半ですね。
つまり乳製品や卵はタンパク質を含み、砂糖はエネルギー源になる糖質なので、風邪の時の栄養補給には意外と適しているのです。

また、食事がうまく喉を通らない時でも、ひんやり冷たいアイスは喉を通りやすく、熱で火照った体にも心地よく感じられます。
そのため、スムーズに栄養補給ができるという意味ではメリットがあると考えられます。

ただし、アイスなら何でも良いというのではなく、やはり乳製品を多く使用したしっかり栄養の摂れそうなアイスを選ぶのが基本です。 シャーベットやミント系は刺激を与えるだけになる可能性大なので、避けた方が安心でしょう。

風邪の食事☆アイスで薬を飲む!

風邪の時、子供に薬を飲ませたいのに、なかなか飲んでくれないというのはよくある話ですよね。
苦手な味の薬、粉末で飲みにくい薬などは、子供にとっては負担になってしまうものなのです。

そこで、風邪の食事でアイスを食べるもう1つのメリットとして挙げられるのが、薬を飲む際に使用できるという点ですね。
甘くてひんやりとおいしいアイスを嫌いな子供は、なかなかいませんよね。
このアイスに薬を混ぜてしまえば、意外と美味しく食べられてしまうのです。

アイスは甘味もありますし、冷たさが苦みを感じにくくしてくれる効果があります。
そのため、苦手な薬も飲みやすくなるのですね。
小児科医の中にも、薬を飲ませる時にはアイスなどに混ぜるように、と指示する人もいるほどです。

もちろん、これは独断で行うのではなく、医師にきちんと指示を受けてから行うようにしてください。
また市販薬を用いる際には、アイスと混ぜる、ということを独断で行うのはやめた方が良いでしょう。

きちんと医師に確認したうえで、上手に用いればアイスは薬が苦手な子供にとって、心強い味方になってくれるはずです。

風邪の食事☆アイスのデメリット

風邪の食事にアイスは意外とメリットが大きいのですが、もちろんデメリットと言える面もあります。

まず、お腹にくる風邪をひいている時は、下痢を伴っていますよね。
そんな時にお腹を冷やしてしまうアイスを食べるのは得策ではありません。
下痢をしている時はアイスは避けるようにしましょう。

また、吐き気などがある場合にも、アイスを食べると胃腸に負担をかけてしまいます。
冷たいアイスは弱っている胃腸には良くありませんので、症状がひどい時は食べない方が良いのです。

それから、熱が上がり切っていない、悪寒がしているような状態のときにアイスを食べると、体が冷えてウイルスと戦うのを妨げてしまう恐れがあります。 アイスは熱が上がり切った状態で食べれば、適度に体を冷やすのに役立ちますが、上がり切る前に食べると良くないのです。

もちろん、風邪で食欲がないからとアイスばかり食べるのもNGです。
アイスは高カロリーで糖分も多く含まれますので、食べても1日1個までにしておくのが良いでしょう。

このようなデメリット、注意点もありますので、風邪の食事でアイスというのは、上手に付き合うことが大切、と言えますね。

まとめ

風邪の食事でアイスにメリットがあるなんて、驚きですよね!
ただし、だからと言ってアイスだけ食べていれば風邪が治る、なんてことはありません。
アイスはあくまでもお楽しみのおやつ、という感覚で適度に取り入れながら、食事からの栄養もきちんと摂るようにしましょう。

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