夏の男の子のロマン、とも言えるのがカブトムシですよね。
黒く光るカッコイイ昆虫を、夢中になって探して捕まえたことがある、という方も珍しくないでしょう。
ですが、捕まえた後には責任を持ってお世話をしなければなりません。
そこでまず、気になってくるのがエサですよね。
市販のゼリーなどはすぐには持っていないということもあるでしょう。
では、カブトムシのエサを代用するなら、どのようなものが良いのでしょうか?
カブトムシのエサ☆代用は可能?
カブトムシのエサは代用は可能なのでしょうか?
市販されている昆虫用のゼリーしか与えてはいけないのではないか、と思い込んでしまう方もいますよね。
ですが、実はそんなことはありません。
比較的、様々なもので代用が可能です。
なぜならカブトムシは、元々は野生の昆虫だからです。
自然界に昆虫用ゼリーがあるわけではなく、自然の中で食べられるものを食べて生きています。
なのに、飼育することになったらゼリー以外与えてはいけない、なんてことになるとおかしいですよね。
例えば自然界のカブトムシが口にするものとして、特に有名なのが樹液です。
樹液を探して与えるのは簡単ではありませんが、樹液の代用を作ることが可能です。
砂糖を水で薄めたものをコットンなどに染み込ませて置いておくと良いでしょう。
あまり濃すぎにならないように気を付けて与えましょう。
砂糖水なら、特にお金もかからずに用意できるので、与えやすいですね。
ただし、これはあくまでも代用ですので、栄養バランスが優れた昆虫ゼリーを中心に与えた方が安心です。
カブトムシのエサの代用☆果物が最高!
カブトムシのエサの代用は果物でもできます。
特によく食べてくれるのがバナナです。
熟したバナナを少し置いておくと、喜んで食べてくれます。
それから、リンゴなども食べます。
リンゴも切って少し置いておくと、夜のうちに少なくなっているのが確認できるでしょう。
基本的にカブトムシは夜行性なので、よく食べるのは夜です。
昼間に置いてみてもイマイチ食べないかもしれませんが、これはあまり気にする必要はありません。
それから、こういった果物を置く場合、夏という季節のこともあり、どうしても傷みやすくなっています。
できるだけこまめに交換して、新鮮で美味しいものを与えるようにしてあげましょう。
また、カブトムシに与えるエサとして昔から知られているのがスイカですね。
確かにスイカを与えても、よく食べてくれます。
ただ、スイカなど水分の多いものを与えるとカブトムシが下痢をしてしまう、栄養が不足しているという説もあります。
中にはスイカを与えながらでも長生きして産卵までするカブトムシもいますので、これは絶対にダメとも言い切れません。
様子を見ながら、時々代用に与えるくらいなら問題ないでしょう。
カブトムシのエサ☆置き方のコツとは?
カブトムシのエサは置き方も大切なポイントの1つです。
例えば土の上にそのまま置いた状態では食べにくく、またドロドロになってしまいますね。
木で作ったエサ用の台などに置くと便利です。
特に昆虫ゼリーなどの場合は、カップをそのまま入れられる穴がくり抜かれた木が販売されています。
そういったものを選ぶと簡単にセットでき、カブトムシも樹液を吸うような気分でエサを食べられますね。
また、昆虫ゼリーは半分にカットしたり、十字に切り込みを入れることで食べやすくなったりします。
食べにくそうにしていると感じた場合には、こういった方法を試してみましょう。
それから、果物などを与える場合にも、木の台に置いてあげると良いですね。
木の台の上なら清潔で食べやすくなります。
いずれにしても、新鮮で美味しいものを与えてあげるということも大切です。
カブトムシのエサは選び方だけでなく、こういった置き方にも十分に配慮してあげましょう!
まとめ
カブトムシのエサは代用可能ではありますが、せっかく栄養バランスの優れた昆虫ゼリーと言うものがありますので、基本的にはそちらを使用していきましょう。
どうしても他のもので代用したいという場合は、水分少な目の果物を選んであげると良いですね。
カブトムシも、1匹1匹が尊い命ですから、せっかく捕まえたなら、大切に飼育してあげましょう。