爽やかな暑さが広がる夏場には、お出かけして思いきり楽しみたくなってしまいますよね。
海やプールに出かけて油断していると、日焼けしてしまって真っ赤・・・なんて失敗をすることもあります。
そこで大切になってくるのが、日焼け後の痛みのケアです。
日に焼けた後のお肌は、火照りやヒリヒリとした痛みが激しく、困ってしまいますよね。
そんな気になる日焼け後の痛みのケアや、かゆみがある場合の対処法について紹介していきます。
日焼け後の痛みのケア方法は?
日焼けをしてしまうと、真っ赤になり、ヒリヒリと激しい痛みを感じることがあります。
これは、日に焼けることでお肌が軽い火傷を起こした状態になっているためですね。
そのため、きちんと対処しておかないとお肌に多大なダメージを与えてしまうことになるのです。
日焼け後の痛みのケアとして、まず重要なのは火傷の際のケアと同じで、冷やすことです。
しっかり冷やしてクールダウンしてあげることで、ヒリヒリ感が多少は治まります。
冷やし方は場所にもよりますが、狭い範囲なら冷たいタオルなどで冷やしていきます。
広範囲にわたる場合は、冷たいシャワーを浴びる方法が有効ですね。
あまりにも激しく痛む場合には、保冷材をタオルでくるんだものを使って、患部に当てておきましょう。
こうしてある程度、痛みや火照りが落ち着いたら、軟膏でお肌を保湿・保護します。
日焼け後のお肌は非常に乾燥しやすい状態なので、保湿も重要です。
化粧水などはしみてしまうこともあるので、軟膏の方が優しくケアできます。
日焼け後のかゆみはどう対処?
日焼け後はかゆみが起こることもあります。
これは痛みが引いた後、症状が改善されてくる過程で起こりやすくなっています。
このようなかゆみが起こるのは、人の皮膚にある痛みを感じる部分、「痛点」という部分に軽めの刺激が加わるためです。
カサブタの部分が痒くなるのと同じで、痛点への刺激が軽めの時、どうしてもかゆみが起こりやすくなります。
それから、きちんとケアをしないと日焼け後のお肌は乾燥がひどくなります。
お肌の乾燥もかゆみを引き起こす原因になってしまいますので、しっかり保湿ケアをしてあげることも大切ですね。
血行が良い状態では、かゆみがひどくなりやすいので、あまりにもかゆくてたまらないという場合には、冷たいお絞りなどで冷やしてあげましょう。
血行が良くなると、ますます痒くなってしまいます。
日焼け後の赤い斑点は?
日焼け後には赤みや痛み、かゆみといった症状が起こりやすくなります。
そして中には、日焼け後のお肌に赤い斑点ができてしまう方もおり、これは非常に不安になってしまいますね。
実はこれは、日焼けにより湿疹が起こっているということが考えられます。
日光皮膚炎と言われるもので、日光の光により皮膚が炎症を起こしてしまっている状態です。
日焼けの症状というのは、その人が持つ肌質や体質により、現れ方が違ってきます。
日光皮膚炎のように、過敏な症状で現れてしまう方もいらっしゃるので、もし日焼け後に赤い斑点やブツブツが出てきた場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。
これを自己判断でそのまま放置していると、色素沈着が起こることがあります。
色素沈着になれば、なかなか改善することが難しく、年齢を経た時にシミのようになり見た目に大きな悪影響を及ぼします。
また、かゆみがますます強くなって困ることもあるので、できるだけ早急に皮膚科医の治療を受けることが好ましいですね。
まとめ
日焼け後の痛みのケアはしっかり行わないと、後々のお肌にも大きな影響が出てくるかもしれません。
これは大人に限らず、子供に対しても同じことが言えます。
外で元気に遊び、真っ黒に日焼けしてきた子供にも、クールダウンやかゆみ対策などのケアをしっかり行ってあげましょう。
日焼けは防ぐことが最も重要ですが、うっかり焼けの時にも、正しい対処法を知っていれば怖くありませんね!