pm2.5はアトピーやアレルギーの原因になる?どう対処すれば良い?

花粉やハウスダストなど、アトピー、アレルギーの原因になる様々なものが知られるようになってきました。そんな中で、最近特に注目を集めているのが、pm2.5というものです。

では、一体このpm2.5はアトピーやアレルギーに対してどのような影響を与えるのでしょうか?また、気になるその対処法に関しても紹介していきます。

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pm2.5とは?アレルギーとの関連は?

まずはそもそも、pm2.5というのが何なのかよく分からないという方もいらっしゃるでしょう。

テレビのニュースなどでもよく話題になりますし、pm2.5にも対応しているという家電やマスクのテレビCMを見かける機会はあるけれど、具体的にはどういったものなのか知らないという方が多いものです。

そもそもpm2.5というのが何なのかと言うと、これは微小粒子物質であり、2.5μm以下の粒子状物質を言います。

実はこれは単一の物質でできているわけではなく、様々なものが混ざり合った粒子になっています。

例えば硝酸塩、硫酸塩、炭素、金属などですね。

これらが花粉よりもさらに小さな分子となって、呼吸などと共に体内に入ってくるわけですから、人体にもたらす多大な悪影響が懸念されています。

もちろんpm2.5はアレルギーやアトピーを起こす要因になる可能性もあると考えられており、対策についてもテレビなどでよく取り上げられていますね。

ではどうして、このようなものが飛散しているのかですが、この起源としては、自塗装や印刷などVOCを発生させるものや、ボイラーなどのばい煙を発生させる施設、自動車などが挙げられます。

火山などの自然由来で発生するものもありますが、その大半は人為的なものであると言われており、大きな問題となっているのです。

pm2.5のアレルギー・アトピーへの影響

ではpm2.5はアレルギーやアトピーにどの程度の影響力を持っているのでしょうか?

実はこの物質が中国から大量に飛散してきているという話が出始めたのは、ここ数年の話です。

このpm2.5というのは、吸い込んだからと言って急激に体調を崩してしまうような物質ではありません。人体に影響が出てくるとすれば、何年もの期間、体内に取り込まれることにより、徐々に表面化してくるということになります。

実際、アレルギーやアトピーといった症状も同じで、ある日突然起こってくるものではなく、その人自身の体質として現れてくるものです。

そのため、ここ最近になって騒がれ始めたpm2.5のアレルギーやアトピーへの影響に関しては、まだデータが揃わず、どの程度のものなのか判断するのが難しい状態なのです。

ただ、これまでのデータによると、アレルギーやアトピーをお持ちの方でも、pm2.5が多く飛散しているとされた日でも体調や症状にそんなに変化はなかったと答えています。

ただし、アレルギーやアトピーの症状は個人差も非常に大きいため、この影響力に関しても一概には言えません。多く飛散する日に症状が悪化するという方も、中にはいますので、その場合は特に注意して対策していくことが必要です。

pm2.5☆アレルギーやアトピーへの対策

pm2.5がアレルギーやアトピーにどの程度の影響を及ぼすかは、まだ未知数です。ですが、決して体に良いものではないことは確かなので、しっかり対策をするに越したことはありません。

このpm2.5の飛散については、テレビニュースやネットなどで飛散の多い日を知ることができます。特に飛散が多い日に関しては、pm2.5に対応しているマスクを着用してあげることが大切です。

pm2.5という粒子は非常に細かいため、実は外遊びをしているか、家の中でじっと過ごすかということで比較しても、あまり数値が変わりません。つまりpm2.5が多いから今日は外出禁止、子供の外遊び禁止というのは、あまり意味がないのです。窓を閉めていても隙間から侵入してきてしまいます。

マスクをしっかり着用して対策することと、pm2.5に対応した空気清浄機などを上手に活用すること。

これら2つの対策で、アレルギーやアトピーの悪化を防ぐことができる可能性がありますね。

まとめ

pm2.5は急激な症状が出るものではないので、その分、知らず知らずと体に出てくる影響が怖いですね。

pm2.5がアレルギーやアトピーにどの程度の影響をもたらすのかは、まだあまり分かっていません。ですが、自分や子供の将来のためにも、マスク、空気清浄機などを使用して、徹底的に対策していきたいものですね!

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