美容や健康面への効果が知られ、大人気となっているゆず。ですが何よりも注目したいのは、やっぱりその味ですよね。独特の風味を持つゆずは、お料理にしてもお菓子にしても、病みつきになる味わいです。
そんなこの果物が持つ独特な風味を活かした銘菓と言われるお菓子は多数あります。そこで、そんな中から特にお土産にもピッタリなものを紹介していきます。
ゆずのお菓子☆中浦屋の柚餅子
ゆずを使ったお菓子で有名な物と言えば、やはり柚餅子(ゆべし)ですよね。手間暇をかけて作られるお菓子で、家庭ではなかなか真似のできない逸品です。
柚餅子を販売するお菓子屋さんは多数あるのですが、中でもお土産にもピッタリと大人気なのが、総本家「中浦屋」の柚餅子です。こちらは奥能登輪島の名産和菓子であり、お土産としても大変重宝されています。
この中浦屋が販売している柚餅子には3つの種類がありますが、中でもお土産にしたいのが、丸ゆべしというお菓子です。この丸ゆべしは輪島の代表銘菓なので、ぜひお土産に活用したいですね。
このゆべしには、特に大粒で高品質なゆずを丸ごと1個贅沢に使っています。そのため、作れるのは1年に1度のみ。半年もかかる作業を経て、ようやく完成する銘菓なのです。
お土産だけでなく、ゆず好きなら自分も食べてみたくなる逸品です。
ゆずのお菓子☆一六本舗のタルト
柚餅子ほどゆずを主張しないまでも、ほのかに香るゆずがたまらないお菓子と言えば、タルトです。一六本舗のタルトは、銘菓として有名で、お土産にも多用される人気商品ですね。
このタルトには、四国特産のゆずが使用されています。さらに甘さを引き出しているのは白双糖。上品な甘みの餡子を、ふわふわのスポンジで包んだ、洋菓子と和菓子の間のような素敵なお菓子です。
タルトは生菓子ではありますが、意外と日持ちもするのが嬉しいポイントです。あらかじめスライスされているので、ふわふわで切るのが難しいタルトも、手間なく食べられるのも魅力的ですね。
この一六本舗では、タルトが特に有名なので、イロイロな商品が展開されています。特に1つ1つを個包装した一六タルトは、職場などへのお土産にも重宝すること間違いなしです!
さらに、中には一六タルトと今治タオルが詰め合わせになった粋な商品もあります。こちらも見逃せない素敵なお土産ですね!
ゆずのお菓子☆かんざしも見逃せない!
高知県を訪れたらぜひお土産に選びたいのが、土佐銘菓のかんざしです。約60年もの実績がある高知のお菓子で、浜幸というお店で販売されています。
高知のよさこいの歌にちなんで、純信とお馬のほろ苦い恋物語を甘酸っぱいゆずの香りに託したお菓子、となっています。
ゆずを使った和菓子と言っても、こちらはまるでマドレーヌのような洋風の甘い生地から作られます。旨みたっぷりのバターや卵が使われ、これをホイルに閉じ込めて焼き上げることで、銘菓と言われるお菓子に仕上がっているのです。
面白いのは、かんざしの模様です。ホイルの中に模様が描かれており、この技術はなんと、10年もの歳月をかけて開発されたものなのです。
そんな遊び心も取り入れられた、ゆずがほんのり香るホイル焼き菓子、かんざし。夏には冷蔵庫で冷やしてひんやりと、冬にはホイルごとトースターで軽く焼いてホカホカを、と、季節ごとの味わいを楽しめるのも魅力の1つですね。
発売されたのは、昭和37年。長い間多くの方々に愛され続けていることからも、その美味しさが窺えます。
メディアにもよく取り上げられる銘菓なので、試してみる価値ありです!話題性がある分、お土産にしてもきっと喜ばれるでしょう。
まとめ
ゆずを使った銘菓と言われるお菓子は、全国各地に多数あることが分かります。ゆず好きにはたまらない素敵なお菓子を、自分用に、また大切な人へのお土産にと、活用してみましょう。上品な香りや甘酸っぱさに、病みつきになること、間違いなしですね!