夏祭りと言えば風情を感じられる素敵な浴衣。
これは女性のための楽しみだと考える人も少なくありません。
ですが、実は男性が着る浴衣というのも、なかなか粋で素敵なものです。
今年は男性も、チャレンジしてカップルで浴衣を着てみるというのも良いですね。
そこで気になるのが、男性の着こなし方法。
オシャレに見える着こなしについて調べてみました。
男性の浴衣の着こなし☆サイズ選び
男性の浴衣の着こなしで、やはり重要になってくるのはサイズ選びです。
大きすぎる物も小さすぎる物も、不自然で不格好になってしまいます。
ジャストなサイズのものをセレクトして、さらっとオシャレに着こなしてみましょう。
普段着なれない浴衣のサイズ選びというのは難しく感じられるかもしれません。
オシャレに着こなすためには、浴衣の丈をよくチェックしてみましょう。
これは、自分に合った丈を選ぶのが基本で、細かい規定があるわけではありません。
鏡をチェックしながら、しっくりくる丈を探してみると良いですね。
目安は裾がくるぶし〜足の甲までの間くらい。
長めが好みであれば足の甲にかかるくらいにすると良いですが、歩きにくいかもしれません。
くるぶしと足の甲の中間程度にすれば、無難な着こなしができますね。
それから、肩が落ちないように、肩幅もジャストサイズを選びましょう。
袖の長さですが、これは手首にかからないくらいの長さのものを選びましょう。
こちらも好みの問題ですので、試着しながら選ぶと安心ですね。
一般的に、裾や袖が短い場合には若々しくやんちゃな印象に、長い場合には大人な雰囲気に見せることができます。
年齢や浴衣のデザインに合わせてサイズも考えていくと良いですね。
浴衣の着こなし方☆男性が持つべき小物
女性の浴衣の場合には、様々な小物を用意しなければなりません。
ですが、男性の浴衣というのは、案外シンプルで用意する物も簡単です。
必要なのは、帯と下駄。
帯は角帯というものを使用すると、かっこよく決まります。
兵児帯というものもありますが、これは素材が柔らかく、着こなしが難しいので上級者向けです。
慣れるまでは角帯を使った方が無難でしょう。
それから履物も大切なポイントです。
浴衣に合わせる履物は、下駄・草履・雪駄から選ぶことができます。
男性のこういった履物は、デザインが少なく、「見た目にオシャレなもの」というのは見つかりにくいものです。
それよりも、履きやすい、歩きやすいものを選んでおいた方が良いでしょう。
彼女との花火大会デートで、「足が痛くなったから歩けない」なんてことになったら恰好がつきません。
歩き回っても疲れにくいものを、試着しながら慎重に選びましょう。
また、男性はバッグは持たない場合が多いですね。
センスなどを帯に挿しておくと、これもなかなか素敵です。
男性の浴衣の着こなし☆着崩れないためには?
せっかく浴衣を着てみても、着なれていないものだから崩れてきてしまう、ということも少なくありません。
着崩れを起こさないためには、歩き方や1つ1つの動作に気を付けていくことが大切ですが、男性の場合には、そのような所作は簡単ではないですね。
ただし、男性の場合には浴衣が多少着崩れても、それはそれで素敵に見えてしまう場合もあります。
もし着崩れても素敵に見せたいのであれば、浴衣選びの際に気を付けたいポイントがあります。
それが内揚げです。
着崩れた際に内揚げの縫目部分が見えてしまうと、かっこ悪くなってしまいます。
そこで、浴衣を購入する際に内揚げの無いデザインのものを選んでおきましょう。
最初からこの部分が無いものであれば、サイズ直しなどはできませんが、着崩れても不格好になることが防げます。
また、夏祭りの度に浴衣を着るようにして、所作にも慣れていき、着崩れを起こさないように注意することも大切ですね。
まとめ
男性の浴衣は、着こなしが良ければ非常にかっこよく見えるものです。
甚平も素敵ですが、せっかくの夏祭り。
今年は浴衣にチャレンジして、周囲とも少しだけ、差をつけてみるというのはいかがでしょうか?
キレイに着こなせば、きっと彼女も見直してくれるでしょう。