大地震や台風など、災害に対する備えをしていますか?
今まで特に防災用品を揃えていなかった方も、東日本大震災以降、日本中どこでも大きな地震が発生してもおかしくないと言われていますし、台風や大雨などによる被害が各地で起きていることから、防災グッズを準備しなければと考える方が増えているようです。
防災セットを準備するにあたって、本当に必要なものは何があるでしょうか?
そして準備した防災セットはどこに置くのがいいのでしょうか?
防災用品は基本的な用品に加えて、家族構成に合わせたものも必要です
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スーパーやネット通販などでは、一般的に必要とされる用品をセットにし、リュック等に詰めている防災セットを販売していますが、手持ちのチュックに自分で選んだ物を入れるという人も多いようです。
我が家では防災15点セットをネット通販で購入しました。
中には、毛布、エア枕、ミニラジオライト、ウォータータンク、携帯除菌ウェットティッシュ、からだふき、マスク、アルコール除菌ジェル、携帯トイレセット、貼るカイロ、レインコート、軍手、ブルーシート、ゴミ袋 などが入っています。
この他にあると良さそうなのは、ビニール袋、食品用ラップ、紙製の下着、ティッシュ、食器、チャッカマン、電池、タオル、 消毒薬、絆創膏、新聞紙 少量の非常食 などになります。
また、女性であれば生理用品、赤ちゃんがいれば紙おむつやミルクなども入れておきましょう。
さらに、保険証のコピーや服用している薬があれば、薬局でもらった薬の説明書、通常の口座番号の控えや、メモ用紙とマジックペン等もあると、いざというときに役立ちます。
また、バッテリー切れで携帯電話が使えなくなった時に備え、緊急連絡先を書いた紙と小銭もあるといいですよ。
非常食を大量に買うよりは、普段食べているものを多めにストック
我が家でも、乾パン、缶入りのクラッカーやビスケット、キャラメル、長期保存可能なペットボトルの水などを買って食品ストッカーなどに入れています。
最近は、混ぜご飯やカレー、お餅などといった非常食の種類も増えているので、避難時にもバラエティ豊かな食事を摂ることも可能になっています。
ただ、家族分の非常食を何日分もストックしておくというのは、スペースをとったり、賞味期限をチェックして買い換える必要が出てきます。
このため、普段から食べている、米、パスタ・うどん・そば等の麺類、カップ麺などを多めに買い置きし、古いものから食べては買い足すという循環備蓄を行うとよいようです。
非常時の不安な状態の時に、普段慣れ親しんだ味の物が食べられるというのは、ほっと心が和らぐと思いますよ。
防災グッズの置き場所は玄関がオススメ
せっかく準備した防災セットを、いざというときに役立てるためには、どこに置くのがいいか置き場に悩まれる人も多いようです。
自宅で保管するのであれば、玄関におくのがおすすめです。
寝室やリビングに置いている場合、大地震の時にタンスや家具が倒れて持ち出せなくなったり、家族の元へ安全を確認しに移動した後、そのまま屋外へ避難する際には、玄関に置いてあったほうがすぐに持ち出しやすいです。
下駄箱の中や壁にフックを付けてぶら下げておくと場所を取らずにすみますね。
また、物置や車の中、勤務先のオフィスのロッカーに入れているという人も結構いますので、ご自身の状況に応じて複数箇所に置くのもいいと思います。
防災セットの置き場所についてのまとめ
昔から「災害は忘れた頃にやってくる」と言われていますが、最近は忘れる間もなく頻繁に起こっているだけに、防災用品や非常時の食料については日頃から備えておくことが大切です。
我が家は東日本大震災に遭った地域に住んでいますが、やはり最低3日分の水と食料は必要だったと痛感しています。
さらに震災当時は水道の復旧に半月、ガスは1ヶ月使えなかった上に、食品も品薄状態でスーパーに2時間並んで購入は1人10品までといった制限もあっただけに、現在は循環備蓄を心がけるようにしています。
震災時は非常持出袋は使いませんでしたが、携帯ラジオと懐中電灯は停電時に大活躍したので、今では普段のバッグの中に入れて持ち歩くようにしています。
他にペットボトルの飲料とキャンディーやチョコレートなども入れておけばいざという時に役立つことでしょう。