夏になると食欲が低下し、思うように食べられなくなったりしますよね。
この症状が、夏バテ。
だけどきちんと食べないと、ますます体力が低下してバテた状態になってしまいます。
そこで、夏バテを防止するための食材を日々の食卓に取り入れてみましょう。
では、どんな食材が役立ち、そしてどんなレシピでいただけば良いのでしょうか?
そこで夏バテ対策に良いと言われる食材と、それを使ったレシピについて紹介していきます。
夏バテを防止する食材と言えば豚肉!
夏バテを防止するための食材の中でも、特に代表格とも言えるのが豚肉です。
豚肉がどうして夏バテに良いとされるのかというと、これにはビタミンB1・B2がたぷりと含まれているからなのです。
夏バテを防止するためにはエネルギーが必要ですが、そのエネルギーの素となる炭水化物は、ビタミンB1やB2といった栄養が無ければエネルギーにならないと言われています。
そこで活躍するのが、ビタミンB群を豊富に含む豚肉である、というわけです。
そんな豚肉ですが、やはり夏バテ時には食欲が落ち、ガッツリしたものは食べにくくなりますね。
そんな時には、冷しゃぶにしてみると良いでしょう。
豚肉の中でもモモ肉やひれ肉は、特にビタミンB群を豊富に含みます。
モモ肉を使った冷しゃぶなら、あっさりとして夏バテの時にも食べやすいですね。
夏バテ防止の食材☆梅も活躍!
夏バテを防止するためには、疲れを取り除く効果があるクエン酸も大切な栄養素です。
クエン酸を含む食材と言えば、梅干し、酢、レモン汁などですね。
これらは酸味があり、さっぱりとしているので夏でも食べやすいのが嬉しいポイントです。
そんなクエン酸を含む食材の中でも、最も取り入れやすいものといえば梅干しです。
梅干しはそのまま食べても美味しくいただけますし、料理にも活用できます。
夏バテでご飯が喉を通りにくいという時には、冷やしたお粥に梅干しを加えていただくのも1つの方法です。
それから、冷たいうどんやそうめんなどにも、梅干しを叩いた梅肉を加えてみると、さっぱりとして美味しくなります。
また、梅干しは料理の味つけにも活躍してくれる食材です。
例えば梅和え。
体を冷やしてくれる夏野菜を梅和えという簡単レシピにしていただいてみるという方法があります。
きゅうりの梅和えなどは、さっぱりして食べやすいですね。
薄くスライスしたきゅうりを塩もみして、これに叩いた梅と少量の醤油、かつお節で和えるだけで完成です。
火を使わないレシピなので夏でも作りやすいのが魅力的です。
茹でたオクラを梅和えにしてみても良いですね。
梅は食中毒の予防にもなるので、夏場にピッタリな優秀食材です。
夏バテを防止する優秀な食材☆豆類
夏バテ解消に意外な効果を発揮してくれるのが、豆類です。
豆類にもビタミンB群が豊富に含まれ、夏バテの原因である疲れを取り除くのに役立ちます。
特に大豆、枝豆はビタミンBが豊富なので、ぜひ取り入れたいですね。
枝豆は塩ゆでにするだけで美味しくいただけるので、夏バテ解消のために気軽に取り入れたい食材です。
それから大豆に関しては、煮物などにするイメージが強いですね。
暑い時期に煮物なんて・・・という場合には、茹でた大豆をマヨネーズで和えてサラダにしても良いでしょう。
さらに、大豆を発酵させて作られた納豆も夏バテ防止に効果的です。
納豆なら、冷たくて喉越しが良く、夏バテで辛い時でも食べやすいですね。
豆類は様々な栄養を豊富に含む優秀食材なので、ぜひ食卓に積極的に出していきましょう。
まとめ
夏バテの防止のためには、様々な栄養をバランス良く摂取することが大切です。
特にビタミンB1・B2やクエン酸を多く含む食材を選んで、積極的に摂るようにしていきましょう。
体の疲れを癒やす効果のある食材を、食欲が無い時でも食べやすいレシピに工夫して取り入れていくことが大切です。
しっかり対策して、夏も元気に乗り切りたいですね!