ウイルス性イボ(扁平疣贅)を液体窒素で治療した経過と画像

両手の甲に、薄茶色のイボが出来たので、皮膚科を受診したところ「扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)」というウイルス性のイボということが分かりました。(初診時の記事

処方された軟膏を塗っていると、痒みが抑えられ、イボの数もそれ以上増えることはなかったものの今あるイボがなくならなかったため、液体窒素による治療をすることになりました。

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扁平疣贅を液体窒素で治療することになりました

初回受診から2週間後、皮膚科に行ってきました。

主治医は私の両手を見ながら、
「増えてはいないようだね」とイボの状態を確認していきます。

小さなイボの赤ちゃんのようなものがいくつか出来ていたのですが、
軟膏を塗っていたら大きくならずにすみました。

ただ、ぶくっと発疹のようになっていたイボは、次第に薄茶色に変化してきて、ネットの画像検索で見た扁平疣贅と同じようになってきていました。

また、手のひらの他にも、両腕にも1箇所ずつできていたのが分かりました。

そこで、今回から液体窒素を使った治療を行うことになりました。

液体窒素による治療効果は?デメリットってある?

初診の際に、扁平疣贅についての説明プリントをもらっていて、
その中に、液体窒素を使った治療について書いてありましたが、
主治医の先生が「痛い思いをすることになる」と話していたのが気になって、
液体窒素による治療について調べてみました。

[note]

  • 液体窒素は、マイナス196℃という超低温の液体
  • 患部につけることで、急激に冷やして低温やけどさせる
  • つけた部分の皮膚表面を壊死させる
  • 壊死した皮膚の下では細胞分裂をして皮膚を再生させる

凍結させることで炎症を起こし、免疫を活性化させる効果があると考えられている
[/note]

といった治療効果が期待できるようです。

ただ、実際に凍結治療をした人の書き込みを見ると、
効果の出方に個人差があるようです。

[warning]

  • 何度も液体窒素を付けているのにイボがなくならない
  • 痛いのを我慢するのが大変
  • 治療後色素沈着してしまった

[/warning]

こういう書き込みを読むと、
イボがなくならなかったらどうしようと不安になりましたが、
このまま治療せずに、イボが増えたり、子供たちや家族に伝染ると大変なので、
主治医を信じて治療を受けることにしました。

液体窒素療法1回目

液体窒素が入った紙コップに綿棒を浸して、
その綿棒をウイルス性のイボに押し付けていきました。
1箇所2~3秒、両手の14箇所につけてお終いだったので、
思ったよりも処置にかかる時間は短かったです。

最後に看護師さんが軟膏を塗ってくれ、診察室を後にしました。

つけた時に強い痛みがあるのかとドキドキしていましたが、
弱い痛みがあっただけだったので、その時はホッほしたものの、
会計を終える頃には、両手の甲から指先にかけてビリビリとした、
むず痒いような痛みが広がってきました。

時間の経過とともに痛みは弱くなってきたものの、
台所で食器を洗おうと40℃程度のお湯を使っていたら、
しみるような痛みが出てきました。

入浴時にも湯船につけると痛むので、
両手を出した状態でお湯に使っていました。

液体窒素治療後の経過(3日目)

2014-09-05 22.31.19  2014-09-05 22.31.03

ウイルス性のイボに液体窒素をつけて、2日、3日と経過するにつれて、
患部が赤茶色に変色してきました。

指で患部を触ると、少し痛みがあるし、
水ぶくれになっているようです。

治療前にも薄茶色で少し盛り上がっているのは気になっていましたが、
液体窒素をつけて赤く腫れているのは、かなり目立つので、
人前に手を出すのをためらってしまいます。

この後、かさぶたになってくるようですが、
ますます患部が目立ってしまうのではないかと気になっています。

治療後、医師から
「できるだけ、こまめに治療していくのがいいので、2週間以内にもう一度受診して下さい」
と言われたので、今後何回か液体窒素治療をおこなっていくようです。

液体窒素治療は保険で治療出来ます

ウイルス性のイボの液体窒素治療は保険が適応になるので、
それ程は費用がかからないため、通院を続けることでの費用面での負担はあまり気にしなくても良さそうです。

ただ、受付~診察までの待ち時間や通院に要する移動時間を考えると、できるだけ少ない回数で治療が終わればいいな、と感じています。

また、今回は予想よりは痛みが少なかったですが、今後治りかけの状態で液体窒素をつけたら、今回よりも痛みが強くなりそうな気もしています。

そう考えると、小さな子供や痛みに弱い人にとっては、
とても辛い治療法といえそうです。

※液体窒素による2回目以降の治療の様子を記事にしました。

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