あら鍋って福岡グルメに登場するけれど、一体どんな鍋料理なの?

最近は鍋料理にも色々な種類が出ていていますよね。
また、地域によって特色のある鍋料理というのもたくさんあります。

そんな中で注目を集める鍋料理の1つが、福岡ご当地グルメの「あら鍋」です。
このあら鍋、名前を聞いただけではイメージしにくいですね。
一体どんな鍋料理なのでしょうか?

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あら鍋ってどんな鍋?

まず気になるのは、あら鍋の「あら」って何なのか?という点ですよね。
この「あら」というのは、高級魚で知られる「クエ」のことです。
福岡では「あら」と呼ばれるのが一般的になっているのですね。

つまり、あら鍋は、魚のクエを野菜などと煮込んだ鍋料理です。
このクエは、体調1メートルを超えるものもいるというほどの大きな魚で、淡泊な白い身をもっています。

大きなクエは身に厚みがあり、さらに脂も適度に乗っているため、非常に美味とされています。

刺身にしたりから揚げにしたりと、様々な食べ方がありますが、脂を適度に落してさっぱりといただける「あら鍋」は特にファンの多い料理ですね。

「あら鍋」は、野菜をたっぷり加えて昆布出汁で煮込み、ポン酢でいただく鍋料理。
一般家庭で言う水炊きですが、クエの出汁が出ている分、とっても風味が濃くなります。

身は柔らかくもあり、弾力もあり・・・さらに皮にはゼラチン質がありトロトロしています。
1つで様々な食感を楽しめる、不思議な魚ですね。

クエの身は、皮も身も骨も、内臓さえも、捨てるところなしで楽しめると言われています。
鍋だけでなく、色々な調理法で満喫できるコース仕立てになったお店が多いですね。

知れば知るほど、魅力溢れる魚、クエを使ったあら鍋。
福岡に訪れた際には、ぜひ食べたいお料理の1つですね!

冬が旬のイメージが強いお料理ですが、実は年中楽しめるクエ。
この冬に楽しんだら、病みつきになり、夏にも食べたくなっちゃうかもしれませんね!

あら鍋 福岡

あら鍋の作り方は!?

あら鍋は、幻の高級魚と言われるクエを用いる鍋ですから、一般家庭で作ることは難しいですね。

さすがに福岡の家庭でも、なかなか手作りしていただくということは叶わないでしょう。
ですが、どんな材料でどのように作られるのか、というのを知ってから食せば、より楽しむことができるでしょう。

あら鍋の作り方は、まず、出汁を取るところから始まります。
あら鍋の出汁は、基本的には昆布で取りますが、ここにクエの骨などを加えることで、クエからも出汁を取ります。

クエは、皮も骨も内臓も余すことなく食べることができる魚です。
出汁もしっかり味わいたいですね。

そんなだし汁に、加える食材は、厚切りにしたクエの身と豆腐や白菜、長ネギ、キノコ類など。
一緒に煮込む食材は、店舗によっても違いますが、基本的には水炊きの食材と同じです。

クエは淡泊な味わいでクセが無いので、様々な食材がマッチします。
メインのクエだけでなく、クエの風味が染み込んだ美味しい野菜も堪能しましょう。

あら鍋は、出汁で煮込んだ後にポン酢を付けていただきます。
脂ノリの良い身ではありますが、ポン酢でさっぱりいただくことで、いくらでもいけちゃうのが大きな魅力ですね!

あら鍋はシメも大切!

いくらでも食べられてしまう福岡名物のあら鍋。
そんなあら鍋ですが、楽しむのはクエや野菜だけではありません。

あら鍋の大きな魅力の1つが、骨から出てくる出汁。
この出汁を活かして、シメまで満喫しましょう。

あら鍋のシメには、雑炊が鉄板です!
ご飯の1粒1粒にクエの出汁が染み込み、他の鍋には真似のできない美味しさに仕上がります。

「いくらでも食べられる~!」とあら鍋を堪能し過ぎて、そんな魅力的なシメを食べられないってことが無いように、気を付けなければなりませんね!

あら鍋を食べられるお店でも、シメまで対応してくれるかどうかはそれぞれです。
事前にコース内容を確認しておくようにしましょう。

まとめ

福岡県は、様々なグルメが集まる素敵な県です。
そんな福岡県で、1度は食べておきたい高級グルメが「あら鍋」。

福岡に訪れた際にしかいただけない、家庭では真似できない素晴らしい鍋ですね!

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