秋になると、お月見などのイベントがありますね。この時には、月の中でウサギがお餅をついているなんて逸話もあり、無性にお餅を食べたくなるという方もいるでしょう。食欲の秋とも言いますから、お腹も減りますよね。
ですが、このお餅はダイエットの大敵!なんて話もあります。では、どうしてこれは太ると言われているのでしょうか?そこで、ダイエットをするために、これを控えなければならない理由についてまとめてみました。
お餅でダイエット☆カロリーは?
ダイエットという観点で考えた時に、やはり気になるのはカロリーでしょう。では、お餅のカロリーはどの程度なのでしょうか?実はこれは、100gで235キロカロリー程度であると言われています。
大きさによる違いもありますが、だいたいの目安としては、お餅2個でごはん1杯分よりもやや、カロリーが低めという程度です。
こう考えると、案外低カロリーだと言えることが分かります。しかもお餅は、腹持ちが良く、満腹感が得られやすいという特徴があります。
また、体温を上昇させる働きもあるため、上手に取り入れればダイエットに役立てることができる食品です。それから、栄養面で見てみると炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミンB1、カリウム等が含まれています。
これらのうち、炭水化物と脂質は太る原因になりますが、たんぱく質やビタミンB1、カリウムはダイエットに適した栄養素であると言えますね。つまり、上手に用いればダイエットにも適した食べ物だと言えます。
お餅を食べるとどうして太る?
お餅のカロリーや栄養という面を見ると、どちらかと言うとダイエットに適した食べ物なのかもしれないと思えてきます。ですが、やはりお餅は太る食べ物であるという事実を消すことができません。
その理由は、まずお餅の味つけにあります。お餅を食べる際には、砂糖醤油、砂糖を加えたきな粉、餡子など、砂糖たっぷりのものを味つけとして加えて食べるのが一般的ですね。
何も味つけしないままのお餅を食べる、という方は少ないでしょう。砂糖を使わないとしても、揚げたりチーズを加えたりと、高カロリーになる要素が多いものを使用したりします。こういったものが太る原因になるわけです。
それから、お餅は食べ始めると、どんどん止まらくなってしまうという方も少なくありません。つい食べ過ぎてしまう、というのが最大の太る原因になると言えるでしょう。
お餅で太るのはGI値にも問題が!
お餅を食べると太る、ダイエットの大敵と言われているのには、もう1つ大きな原因があります。それは、GI値が高いという点です。
低GIダイエットというものがあるように、このGI値というのは、ダイエットを成功させられるかどうかに大きく関係してくるものです。お餅は残念ながらGI値が高く、血糖値が急上昇しやすいという特徴があるのです。
ですが、このような特徴は、食べ方を工夫することによってダイエットに適した物に変えることが可能です。GI値を急上昇させないためには、低GIの食品を組み合わせて摂取すると良いのです。
例えば野菜をたっぷり加えたお雑煮にしたり、大根おろしをかけていただくなどの方法にすると、太りにくくなります。また、醤油餅にする時にも、糖質の吸収を抑える効果が期待できるノリを巻いて、磯辺巻きにしてみると効果的です。
お餅だけを食べるとダイエットには大敵になってしまいますが、組み合わせる食材次第で、太りにくく活かすことは、充分に可能なのです。
まとめ
美味しくて、1つ食べるとどんどん止まらなくなるお餅。ですが、食べ過ぎはやはり太るもとです。ダイエットを考えるなら、野菜と組み合わせながら、上手に取り入れていきたいですね!
主食のご飯を、お餅2つに置き換える方法を実践してみると、腹持ちが良いのでダイエットにも役立ちそうです。
お月見をしていると、無性に食べたくなるお餅。食べ方の工夫で、スタイルを維持しながら楽しんでみましょう!