桜は今では本当に色々な種類のものがあります。
どの種類の桜もそれぞれ魅力がたくさんあり、昔の人からも親しまれてきました。
数多くある桜の種類の中から今回はしだれ桜に注目をしていきます。
しだれ桜とは枝が他の桜と比べると柔らかく枝垂れている桜のことを言います。
現在ではエドヒガンの系統が多いとされています。
有名な品種としてはヤエベニシダレやベニシダレなどが有名です。
しだれ桜が美しいとされている名所は具体的にどのような所があるのでしょうか？
数か所ピックアップしてご紹介していきます！
このしだれ桜は国の天然記念物！角館のしだれ桜
しだれ桜で有名な場所といえば、まずは秋田県にある角館を挙げる人が多いです。
ここに咲くしだれ桜は本当に見事で毎年の春の季節になると多くの人が訪れています。
ここのしだれ桜は樹齢が300年を超えるもので歴史もとても古いものです。
またこのしだれ桜の起源は京都だとされているのも特徴です。
そして角館のしだれ桜は約400本もあり、全体を桜色に包んでいます。
そしてここのしだれ桜は美しさから国の天然記念物にも指定されました。
武家屋敷など昔ながらの雰囲気の中に咲くこのしだれ桜は、日本らしい風情を感じることができる場所であるとされており、とても人気の桜スポットとなっています。
ここの桜の見頃は4月中旬から5月上旬にかけてです。
毎年120万人前後の人が訪れており、とても賑わっています。
また、ライトアップもされており、日没から22時半まで行っています。
交通アクセスはJR秋田新幹線の角館駅から徒歩15分ほどで着きます。
ここのしだれ桜は本当に見事で名所にもなっています。
ぜひ一度は見に立ち寄ってみてはいかがでしょうか？
古今和歌集にも詠まれている！六義園のしだれ桜
和歌の浦や古今和歌集にも詠まれている日本の名勝を取り入れた庭園として有名なのが六義園があります。
とても風情のある地で今では国の特別名勝にも指定されています。
この庭園に咲く桜は本当に見事で毎年多くの人が訪れています。
見頃の時期になると庭園の中心部にあるしだれ桜が満開になります。
その光景はまるで流れ落ちている滝のように見えることでも有名です。
その景色は本当に圧巻されるものです。
またしだれ桜以外にもソメイヨシノやヤマザクラなども見ることができます。
ここの桜の見頃は3月下旬から4月中旬までとされています。
ちなみにしだれ桜は3月下旬から4月上旬までなので時期には十分に注意してください。
またしだれ桜の見頃の時期にはライトアップもされているので夜桜も見ることができます。
本数はソメイヨシノやヤマザクラやシダレザクラを含めた約40本ほどです。
毎年20万人前後の人が訪れています。
交通アクセスはJR山手線駒込駅から徒歩7分ほどで着きます。
酒宴やペットの入園は禁止されているので注意してください。
六義園は日本らしい庭園であり風情もとても感じられる場所です。
ぜひ一度足を運び美しい桜の景色を見に行ってみてはいかがでしょうか？
ヤエベニザクラが美しい！平安神宮のしだれ桜
ヤエベニザクラがとにかく美しいとされているのが京都にある平安神宮の桜です。
1895年に平安遷都1100年を記念して創建されたのが平安神宮ですが、ここにある庭園がとにかく美しいことで有名です。
毎年この美しい景色を見に多くの観光客が訪れています。
さらに最近では外国人の人も見えるようになり日本の観光名所としても有名になりました。
そしてここの庭園に咲く桜がとても美しいと評判になっています。
特に朱と緑が鮮やかに見える庭園に咲くベニシダレザクラが美しいです。
また毎年4月中旬にはライトアップもされているので昼とはまた違った見え方がするのも特徴的です。
さらにイベントも多く開催されており、4月の上旬から中旬にかけて観桜茶会が開催されています。
ここの桜の見頃は4月上旬から4月中旬にかけてです。
毎年25万人前後の人たちが訪れており、賑わいを見せています。
またライトアップは18時15分から21時まで行われています。
交通アクセスは地下鉄東山駅から徒歩10分ほどで着きます。
ぜひ日本の歴史を感じられる名所で桜を見に足を運んでみてはいかがでしょうか？
まとめ
今回ご紹介したのはしだれ桜が美しいとされている名所です。
しかし今回ご紹介した所以外にもしだれ桜が美しく見られる場所がたくさんあります。
桜は色々な種類がありますが、しだれ桜も人気の桜の品種の一つです。
ぜひしだれ桜を見たいと思ったらお近くの名所をぜひ調べてみてください！
意外と身近にあるかもしれません！
そしてお時間があれば今回ご紹介した場所にも立ち寄ってみてください。