ハロウィンに欠かせない、オレンジ色のかぼちゃ。
ハロウィンかぼちゃとして最近では見かけるようになりましたね。
ジャック・オー・ランタンを作るためには、中身をくりぬきお化けの形に切り抜いていきますが、くりぬいた中身って食べることができるのでしょうか?
ハロウィンかぼちゃって、普通のかぼちゃと違う品種?
ハロウィン時期に出回る「ハロウィンかぼちゃ」は普段よく見かける緑色ではなく、色鮮やかなオレンジ色をしています。
これは、緑色のかぼちゃが熟して色が変わったのではなく、元々オレンジ色になるペポカボチャの一種だそうです。
ペポカボチャは日本ではおもちゃかぼちゃとも呼ばれる観賞用のかぼちゃが多いようですが、ズッキーニやそうめんかぼちゃもペポカボチャの一種なんですって。
ちなみに、100キロ以上もある巨大なかぼちゃは、「アトランティックジャイアント」という品種だそうです。
ジャック・オー・ランタンを作ってみましょう
緑色のかぼちゃはとても皮が硬くて調理をする時に切るのが大変ですね。
でも、ハロウィンかぼちゃは皮が柔らかいので、中身をくりぬいて、目や口をつけて、ジャック・オー・ランタンを作って楽しむことが出来ます。
ジャック・オー・ランタンの作り方
- 上の部分を切り取る
- 中身をお玉やスプーンでくりぬく
※このとき上の部分を後でフタにするので、フタが落ちないよう、穴を広げすぎないように注意してください。 - クレヨンで目や口の部分を下書きする
- ナイフなどで目と口を切り抜く
- 内側の底の部分を平らにしてキャンドルが立つようにする
完成♪
ジャック・オー・ランタンは皮を薄くすると、キャンドルの灯りでぼんやりと全体が明るくなりますよ。
またしっかり中身をかき出しておかないと傷みやすくなります。
小さなカボチャでくり抜くのが大変な時は、黒いテープで目や口を作って貼ってもいいですね。
ハロウィンかぼちゃって食べられるの?
ハロウイン・パーティなどではパンプキンスープやパイ、クッキーなどかぼちゃを使った料理もおなじみですね。
オレンジ色のハロウィンかぼちゃって美味しいのかな?と思い調べた所、観賞用として売られているおもちゃかぼちゃは、食べられないそうです。
実際食べたことがある人の感想でも、甘みがなくしぶかったり、固かったりして美味しくないということでした。
※ジャンボかぼちゃやハロウインかぼちゃの品種の中には、食べられるものもあるそうです。
食べられない観賞用のかぼちゃでも、種は食べることができます。
取り出した種をよく洗って、フライパンで炒ったり、オーブントースターで焼いて塩をふると、香ばしくて美味しいそうですよ。
また、くりぬいた中身や種を土に埋めておけば、
来年には自宅でハロウィンかぼちゃが収穫できるかも!?
まとめ
食べ物で飾りを作って、その後捨ててしまうというのは、もったいないような気がしていましたが、観賞用で食べられないのであれば、心置きなくジャック・オー・ランタンを作ることができますね。