暖かい春は、まさに行楽の季節ですよね。
お弁当を持ってお出かけしたい気分の日もあるでしょう。
そこで、そんなお弁当にぴったりなのがサンドイッチです。
ですが、作ってから時間が経過すると、どうしてもべチャッとなりやすいのが、サンドイッチの困ったところでもあります。
そんなサンドイッチのお弁当のコツで、べチャッとならずにおいしく食べられる方法を紹介していきます。
サンドイッチのお弁当のコツ☆下処理が大事!
サンドイッチのお弁当のコツとしては、まずはサンドイッチ用のパンに、しっかりと下処理を施すことが重要になります。
パンには、バターやマヨネーズをしっかり塗っておかなければなりません。
これは基本中の基本ですね。
バター、マヨネーズはサンドイッチに味を付けるためのもの、と考えているかもしれません。
ですが、実はこれらはもう1つ、大きな意味を持っているのです。
それが、防水の効果です。
バター、マヨネーズには油分が含まれており、これがパンの表面をコーティングして、食材の水分が染み込むのを防いでくれます。
このバターやマヨネーズをパンの隅々までしっかりと塗っておくと、時間の経過と共にべチャッとしてしまうのを防いでくれるというわけです。
それから挟む食材の水分も、しっかり切っておくことが大切です。
特にレタスなど、野菜類を挟む際には、しっかり水気を切っておかないと、べチャッとしてしまう原因になります。
このような丁寧な下処理を行えば、サンドイッチのお弁当がべチャッとしてしまうのを防ぐことができます。
サンドイッチのお弁当のコツ☆挟み方で工夫!
サンドイッチのお弁当のコツは、具材の挟み方にもあります。
サンドイッチは、おいしい食材を何でも挟めば良いというものではありません。
べチャッとならないように、また彩りが良くなるように、しっかり計算して挟まなければならないのです。
例えばサンドイッチによく用いられるきゅうりやトマトは、彩りも良く、味もおいしいので、ぜひ使いたいところですね。
ただ、水分が多いため、お弁当用には不向きと言えます。
もし挟みたいのであれば、塩を振ってしばらく置き、水分をキッチンペーパーなどで拭き取ってから挟むようにしましょう。
それから定番卵サンドにする時には、黄身と白身を別々にし、黄身はフォークで、白身は包丁で粗みじんにすると、どちらも細かくなるため、おいしく仕上がります。
マヨネーズだけでなく、少量の牛乳を加えてみると、より風味の良い卵サンドに仕上がります。
それから、スライスチーズを挟むのも1つのコツです。
スライスチーズは風味が良いうえに、水分が染み込むのを防ぐ役割もあるので、べチャッとなるのを防いでくれます。
サンドイッチのお弁当のコツ☆温度にも注意!
サンドイッチのお弁当のコツで、べチャッとさせずにおいしくいただくためには、温度にも注意が必要です。
例えばベーコンなど、加熱してから挟む具材は、しっかり冷まさないと、温かいままだとパンをべチャッとさせてしまう原因になります。
それから、持ち歩く時の温度にも注意しなければなりません。
高温多湿はサンドイッチを傷める原因にもなりますし、同時に野菜から水分が出やすくなるため、べチャッとしやすくなるのです。
保冷材、保冷バッグなどを使用しながら持ち歩くことで、できるだけ温度が上がり過ぎないように注意しましょう。
こうして冷たく管理することで、食中毒などのリスクも同時に下げることができるので、一石二鳥ですね。
春は気温が高くなる日も多く、食中毒の危険性も増しますので、しっかり対策しておきましょう。
まとめ
サンドイッチのお弁当のコツは、下処理、具材の工夫、保冷など、大変細かい部分にあることが分かります。
1つ1つをしっかり意識しながら作れば、時間が経過してもふんわりとおいしいサンドイッチに仕上がるはずです。
ぜひ、コツを押さえた作り方にチャレンジして、おいしいサンドイッチのお弁当を持って行楽に出かけましょう!