子供が保育園に通い始めるとホッとするものですが、そんな中で大変なことも多数出てきます。
例えば、その1つが風邪などの感染症です。
子供はすぐに感染症をもらってきてしまうので、身近でお世話をする大人は大変ですよね。
子供の風邪がうつることで、辛い思いをしている親御さんは少なくないでしょう。
そこで、そんな子供の風邪をもらわないように注意すべき点や、なぜ大人がもらうと辛いのか、といった気になる点について調べてみました。
子供の風邪がうつる☆予防のポイント
子供の風邪がうつるのを防ぐためには、できるだけ風邪をひいた子供と接しないことが大切ですが、お世話をしなければならない立場上、これは難しいですよね。 そこで、そんな子供のお世話をしっかりしながら、うつるのを防ぐ方法を考えていきましょう。
まず、子供が風邪をひいている時は、家庭内にも菌が充満していると考えられます。
外出していなくても、手洗いやうがいをしっかりと行うという予防の基本を実践していきます。
それから、マスクを着用することも大切ですね。
マスクの場合には、安いものでもかまいませんので、できるだけこまめに交換して衛生面を保ってください。
マスクは子供が風邪をひいている時だけでなく、風邪など感染症が大流行している保育園に送迎する際にも、マスクをしっかりかけておくことで風邪をもらわないように注意しましょう。
また、子供の風邪がうつるのを防ぐためには、子供と物を共有しないことも大切です。
家族でそれぞれに専用のタオルなどを用意したり、飲み物なども別のコップで飲むなどの配慮をしておきましょう。
子供の風邪がうつる☆つらいのはなぜ?
子供の風邪がうつると、子供はそんなに辛そうではないのに、大人だけがとてもつらい状態になることがあります。
子供の方が体が小さくて重症化しそうなのに、なぜ大人の方が辛いのか、というのも気になる点ですね。
これに関しては様々な説があります。
例えば子供は、保育園で様々な菌をもらってきてしまうため、そんな中で1度感染して免疫がついた風邪をもらってくることもあります。 すると、子供自身の症状は軽く済みますが、大人がその免疫を持っていないケースもあります。
そして初めてかかる種類の風邪で、とてもつらい思いをすることになったりするわけです。
それから、子供からうつる風邪の場合、大人は「二次感染」ということになります。
ウイルスの種類によっては、二次感染の方が強い症状を発症することがあるものもあります。
そのため、一時感染ではない大人の方が辛い症状になることもあるというわけです。
一概に全ての風邪が大人の方が辛くなるとは言い切れませんが、そのようなことになる恐れもある、と理解して、しっかり対策していくことが大切ですね。
子供の風邪がうつる☆対策方法
子供の風邪がうつるのは、必死で対策をしても、完全に防ぎきるのが難しいものです。
では、もしうつってしまった場合には、どんな対策方法を行っていけば良いのでしょうか?
これに関しては、まずできるだけ安静にして、きちんと休養をとることが第一です。
大人の場合、やらなければならないことも山ほどあるので、休養をとるというのが意外と難しかったりします。
しかも子供が風邪をひいている時は、子供のお世話も必要で大変ですよね。
ですが、そんなことを言っていては、風邪を長引かせてしまうことになります。
辛い時には周囲のチカラを借りながら、また子供が寝ている時には一緒に寝るなどしながら、うまく休養をとっていきましょう。
それから、しっかり水分を摂取することも大切です。
水をたくさん飲むことは風邪の予防にも役立ちますが、風邪をひいてしまった場合でも、体調を回復するために、たっぷり水分を摂取しましょう。 お茶でも良いのですが、体の他の臓器に負担をかけないように、カフェインの含まれないものを選ぶなどの工夫が必要ですね。
まとめ
子供の風邪がうつるのは、ある程度は仕方のないこととも言えます。
ですが、子供のお世話をしっかり行うためにも、できるだけ徹底して予防に努めたいですね。
もしかかってしまった場合にも、適切な対処をして、風邪を悪化させてしまわないように対策していきましょう。