秋になると、様々な秋の味覚が登場してきますよね。
中でも特に注目したいのが秋刀魚です。
栄養価も高く、健康にも良いと言われる秋刀魚は食べ方にも注目して、無駄無く美味しくいただきたいですね。
そこで、そんな秋刀魚の食べ方や骨まで食べられるのかどうか、といった疑問に対する答えを紹介していきます。
秋刀魚の食べ方☆キレイに食べるコツ
秋刀魚の食べ方で、まず気になるのがマナーです。
お箸で適当につついて、汚くしてしまうのは、せっかくのおいしいお魚を台無しにしてしまいますね。
食べ方というのは、人からもけっこうよく見られているものですので、マナーなどもきちんと守っておきたいところです。
秋刀魚の食べ方では、まず最初に中骨にそってお箸を入れ、切れ目を作っていきます。
それから、中骨の上にある身を剥がす感じで、頭の側から身を取り、食べていきます。
切れ目を入れておくと、この時に身がスムーズに剥がれるので、気持ち良くいただくことができます。
次に背びれ側の身を食べていきます。
この辺りには小骨がありますので、これに注意してください。
それから、秋刀魚の中骨に沿い、開いていきます。
次にしっぽをつまんで、中骨を持ちあげて剥がしていきます。
すると骨の向こう側の身が出てきますので、この状態で骨をキレイに取り除いておけば、あとは気持ち良くいただくことができます。
秋刀魚は、意外と食べやすいお魚ですので、こういった手順をしっかり覚えて、上手にキレイに、美味しくいただいてしまいましょう。
秋刀魚の食べ方☆注意点
秋刀魚の食べ方では注意すべき点もあります。
まずわたの部分ですが、ここは珍味のような感覚でいただく方もいます。
栄養価も高いので、美味しくいただいてしまいましょう。
ですが、もし苦みなど独特の味が苦手という場合には、無理に食べる必要はありません。
残す際には、汚くならないように横に寄せて残しましょう。
それから、秋刀魚の食べ方に限らず、魚を食べる時に注意したいのが身をひっくり返さないという点です。
魚は食べ進めながら中骨を取り除けば、裏側の身までしっかりいただくことができます。
これをマスターすると、マナーのきちんとした人という印象になりますね。
さらにもう1つ、気を付けたいのが、骨が口に入ってしまった場合の対処法です。
骨はできるだけキレイに取り除いてから口に入れるのがマナーですが、もしうっかり口に入ってしまった場合には、指で取り出すのではなく、口元を隠した状態でお箸で取り除きましょう。
こういった点にまで配慮すれば、キレイにいただくことができますし、秋刀魚も喜んでくれそうですね。
秋刀魚の食べ方☆骨までいける?
秋刀魚の食べ方は骨まで食べてしまう、なんていう方もいらっしゃいます。
骨はチクチクするし、食べたくないという方もいらっしゃるかもしれませんが、調理をきちんと行えば、チクチクせずに、美味しく骨ごといただくことも可能なのです。
例えば骨ごと、圧力鍋で煮込めば骨が柔らかくなり、美味しくいただけます。
それから、おろした後の秋刀魚の骨をカラリと揚げれば、骨せんべいが出来上がり、カリっと香ばしくいただくことができますね。
また、市販の商品の中には秋刀魚を骨ごと調理してあるものもあります。
例えば缶詰や南蛮漬けなどは、骨までおいしくいただける工夫がありますね。
骨の部分にもカルシウムなどの栄養がありますので、余すことなくしっかりいただいてしまいたい秋刀魚。
調理の工夫をしたり、面倒なら市販の骨ごとの商品を買ってきたりしながら、美味しく楽しみましょう!
まとめ
秋の味覚、秋刀魚は栄養満点のおいしいお魚です。
できることなら骨ごと丸ごと、余すことなくいただきたいところですね。
上手な食べ方をマスターして、マナーのきちんとした人を目指し、秋刀魚を心から美味しくいただいてしまいましょう!
キレイに食べることができれば、秋刀魚も喜んでくれそうですね。