秋冬の乾燥が気になる季節には、保湿化粧品が大活躍してくれますよね。ですが化粧品というのは、選び方が非常に重要になってきます。
人気があるからと言って、全ての人の肌に合うとは言い切れないのが現実。そこで、種類も多い保湿化粧品の中から、自分の肌に合ったものを選ぶ方法を紹介します。
保湿化粧品の選び方☆成分をチェック!
保湿化粧品を選ぶ際に、最も重視すべきなのは、やはり成分ですよね。保湿に役立つ成分としては、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどが知られています。これらの他にも、スフィンゴ脂質、レシチン、エラスチン、アミノ酸、PCA、ミネラルなども要チェックです。
特にセラミドは保湿化粧品において重要な役割を果たす成分です。セラミドは、角質細胞間脂質の40%程度を占めており、保湿力が非常に高くなっています。
このセラミドにもいくつかの種類がありますが、中でも浸透力に優れ、高い保湿力を発揮し、しかも刺激が少ないことで知られるのがヒト型セラミドと言われるものです。保湿化粧品選びに迷ったら、まずは「ヒト型セラミド配合」という点に着目した選び方をしてみましょう。
人気の化粧品の中にも、このヒト型セラミドのチカラに着目してあるものは多数あります。敏感肌の方でも使用しやすい成分なので、乾燥性敏感肌の方も注目してみてください。
保湿化粧品の選び方☆浸透力をチェック!
どんなに素晴らしい成分を配合した保湿化粧品でも、その成分が肌の内側に浸透しなければ、意味がありません。そこで、選び方のポイントとして、肌への浸透力にこだわったものをセレクトしてみましょう。
肌にしっかり浸透するためには、分子が小さくなければなりません。高品質で人気の高い保湿化粧品の多くは、「成分をナノ化!」などと書かれていますよね。
これはナノレベルで成分を小さくすることにより、肌の奥深くまでしっかり浸透するように工夫されたものであるということです。
セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの成分は、分子が大きく、そのままでは、ほぼ肌に浸透しません。ナノ化された成分で肌の奥深くまでストレスなく染み込む感覚のものをセレクトしましょう!
特に浸透力を判断するポイントとしては、実際に使用してみて、いつまでも肌の上でベタベタしていないことですね。
保湿化粧品の選び方で、「肌がベタベタする方が潤っている」という考えを持っている方は要注意です!ベタベタするものは、肌表面で成分が浸透してしまい、内側には浸透していない可能性があります。
人気化粧品のトライアルなどを使用してみて、塗布後すぐに表面がサラっとし、内側がふっくらと潤いで満たされる感覚のものを選んでいきましょう。
保湿化粧品の選び方☆添加物を確認!
保湿化粧品に限らず、化粧品の選び方で特に注意したいのが、添加物の有無です。化粧品は添加物なしで作るのは難しく、多少は含まれるのが普通ですが、これの含有量が多いと、かえって肌に負担をかけてしまうこともあります。
例えばアルコール。これは蒸発する際にかえって肌を乾燥させることがあるので、保湿目的では不向きですよね。また石油系の界面活性剤が含まれる化粧品も多いですが、これにはバリア機能を破壊する可能性もあることが分かっています。
これ以外にも、石油系の成分は特に肌や身体への影響が大きいため、極力配合されていない化粧品を選んでいくことが大切ですね。
人気の保湿化粧品の中には、こういった肌への負担、刺激になる成分を極力排除してあるものも多数あります。できるだけ添加物を含まず、天然由来の成分で作られたものを選ぶ、というのが大切なポイントですね。
まとめ
保湿化粧品の選び方では、肌に良い成分が含まれているか、肌に悪い成分は排除されているか、内側からしっかり保湿してくれるか。これらのポイントに着目することが大切ですね。
人気化粧品の多くが、こういったポイントをしっかり満たした優秀なコスメとなっています。色々試して、自分のお肌にぴったりなアイテムを見つけてみましょう!