おせちの定番おかずの1つでもあり、家庭の味としても親しまれているなます。
そんななますですが、ただ大根とにんじんを酢で和えただけのものだと、どうしても飽きてきてしまいますよね。
そこで、そんななますをアレンジして楽しむレシピを紹介します。
なますをサラダに!
大量に作り過ぎて食べきれなかったなますを簡単にアレンジするレシピの1つが、サラダにするという方法です。
あっさりとした酢の物仕立てのなますに、マヨネーズを加えることで、コクと食べ応えのあるサラダにしてしまいます。
作り方は、なますの汁気を十分に切り、ツナを加えてマヨネーズと塩コショウで味を調えるだけ。
分量は目分量で大丈夫です。
ただし、このなますのサラダは作り置きすると水分が出てくるので、食べる直前に和えるのがポイントです。
もちろん、プラスする食材はツナ以外でもOKです。
例えば、お正月のおせちで余った食材、数の子などをほぐして一緒にマヨネーズで和えてみても良いですね。
ハムや魚肉ソーセージも合います。
また、マヨネーズに少しアレンジを加えてみるのも良いですね。
例えば、すりごまを加えてみましょう。
ゴマの香ばしい風味が効いた、美味しいサラダが出来上がります。
よりサラダ感を増したいのなら、きゅうりを加えてみても良いですね。
トマトやゆで卵を添えてみると、見た目もよりサラダらしく彩りよく仕上がります。
あらかじめ酢で和えているものなので、さっぱりとした美味しいサラダに仕上がりますよ!
なますのレシピに食材をプラス!
なますのレシピ自体をアレンジしてしまうという方法もあります。
基本的ななますの材料となるのは、大根とにんじん、それにゆずの皮などですね。
そこに、色々な風味を持つ食材をプラスしてみましょう。
例えば、刻み昆布を加えてみると、昆布の風味がたまらない上品でおいしい一品になります。
それから、油抜きして細く刻んだ薄あげを加えると、コクが出て美味しくなります。
また、柚子の代わりにスダチの搾り汁を加えてみても良いですね。
夏場などになますをアレンジする際には、千切りにした青ジソを加えると爽やかな風味になります。
おせちの際になますをアレンジするのなら、いくらを散らすと、ゴージャスに見えて素敵ですね。
子供向けのなますにするなら、はんぺんを小さく切ったものを加えると酸味がマイルドになり、食べやすくなります。
それから、意外と好相性なのがワカメです。
ワカメを加えるだけで、より風味の良いなますになります。
また、タコなどの魚介類を加えてみると豪華になるのでオススメです。
なますはシンプルなお料理なので、意外と様々な食材が合います。
いつもと一味違うなますを作って、飽きずに楽しんでみましょう!
なますの保存方法
なますをたくさん作り過ぎて飽きてしまったという場合には、正しい方法で保存しておけば、しばらく経ってから楽しむこともできます。
その方法は、冷凍保存。
タッパーに合わせ酢と一緒に入れて、冷凍庫で冷凍します。
冷凍しておくと、約3週間保存可能なので、「そろそろなますが食べたいな・・・」というときに食べられるのが良いですね。
解凍方法は、冷蔵庫で12~24時間置いて自然解凍します。
この冷凍という方法を用いれば、1食分ずつを冷凍しておき、お弁当のおかずとして楽々活用することもできてしまいます。
また、冷凍することにより大根の食感がよりシャキシャキするので、いつもと違うなますを楽しめるようになります。
「ちょっと作り過ぎてしまったな・・・」という時には、無駄にしないように、しっかり冷凍保存して活用しましょう!
まとめ
なますは意外とアレンジがしやすい、シンプルなお料理です。
「我が家の味」に飽きてしまったら、いつもと違うなますで楽しんでみましょう。
なますは常備菜にもしやすいおかずなので、常備菜としてまとめて作っておき、飽きてきたらアレンジする、というのも1つの方法ですね。