ふきのとうの保存☆冷凍は可能?どのくらいの期間なら大丈夫?

春のおいしい山菜、ふきのとう。
ですが大量に採取した場合、使い切るのに苦労してしまうことがありますよね。
そこで気になるのが、ふきのとうの保存方法です。

例えば、ふきのとうの保存は冷凍でも可能なのでしょうか?
また、どのくらいの期間なら美味しく安全にいただけるのかも気になるところですよね。
そこで、そんな気になるふきのとうの保存について調べてみました。

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ふきのとうの保存☆冷凍は?

ふきのとうの保存方法にはイロイロな方法があります。
ですが、中でも最も気軽で、長期間の保存が可能なのが冷凍による方法です。
冷凍する際には、まず流水でしっかり洗ってから、たっぷりの沸騰したお湯で2〜3分茹でます。
その後、すぐに冷水に浸けてあくを抜いておきます。

あくが苦手な方は、重曹を少しだけ加えて茹でると、あくが抜けやすくなります。

浸けてある水は何度か交換しながら、透明に近い状態になるまで浸けておきます。
こうして下茹でした後にあく抜きをした状態のふきのとうの保存は冷凍が可能になります。

水気をよく切り、小分けにしてラップに包み、フリーザーバッグ等でできるだけ空気に触れないようにしてから冷凍庫に入れます。
できるだけ急速冷凍すれば、変色しにくく、キレイに仕上がります。

ふきのとうの保存期間は?

ふきのとうの保存期間は、常温の場合は収穫してから、あっという間に傷んでしまうことがあります。
特に気温が高い時には傷みやすいので、冷蔵庫で保存した方が良いでしょう。

冷蔵庫では野菜室を選び、新聞紙などでくるんで、さらにラップやポリ袋で包んでから保存します。
このような方法の場合は、1週間ほど美味しくいただくことが可能です。

さらに、収穫後すぐに下処理をして冷凍保存した場合には、1カ月程度日持ちします。
ただし、家庭用の冷蔵庫は開閉の機会も多く、温度が不安定なので、できるだけ早く使い切るのが良いでしょう。

ふきのとうは、これらの「そのまま保存」する方法以外にも、塩漬けにしたり味噌と煮つけたりといった調理済みの状態で保存することも可能です。 これらの保存方法なら1年ほど日持ちするので、収穫してきたらまとめて調理してしまうのが良いですね。
特に「ふきのとう味噌」は、ご飯のお供として気軽に食べることができるので、ふきのとうを長く楽しみたい方にオススメです。

ふきのとうの保存☆冷凍の場合はどうやって調理する?

せっかく冷凍したふきのとうですが、食べる時にはできるだけ美味しく解凍したいところですよね。
ふきのとうは、加熱して料理に使用する場合には凍ったままでバラバラと加えても良いですし、自然解凍することもできます。
急ぎの場合には、電子レンジで加熱しても解凍可能です。
サッと茹でても良いですね。

1度茹でて下処理した状態で冷凍してあるので、解凍方法も意外と簡単です。
変色などもしにくく、調理にも使いやすくなっています。
下茹で、あく抜きなどの処理は面倒ではありますが、後々のことを考えると良い方法ですね。

解凍したふきのとうの使い道としては、シンプルに和え物にしたり、汁ものの具として使用してみても良いでしょう。
酢味噌などで和えれば、春らしい素敵な1品になりますね。

冷蔵庫の食材が寂しい時に、冷凍保存しておいたふきのとうをさっと解凍して、ササッと和え物にして出すと、食卓が寂しくなりません。 収穫時だけしか楽しめないイメージのあるふきのとうですが、ちょっとした工夫で約1カ月もの長期間楽しめるというのは嬉しいですね。

まとめ

ふきのとうは、日本で古くから親しまれてきた食材の1つです。
そのため、昔の方々の知恵で、イロイロな保存方法が提唱されています。
中でも冷凍保存は気軽で手軽で、調理の幅も広がり、比較的長い期間楽しめるので、とても魅力的な方法ですね。

ただし、凍らせたからと言っていつまでも食べられるわけではありません。
できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
変色やニオイなどがある場合には、食べないようにしてください。

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