お汁粉は美容や便秘対策にも良いって本当?どんな風に取り入れる?

お汁粉と言えば甘くておいしいおやつですが、「カロリーも高そうだしダイエット中は控えたいもの」という印象も強いですよね。
ですが、実はそんなお汁粉、美容や便秘対策にも良いという噂があるのです。

では、お汁粉に秘められた美容や便秘対策への効果とはどのようなものなのでしょうか?
また、どんな風に取り入れればより効果的にキレイのために活かせるのでしょうか?
そんな気になる疑問に対する答えを紹介していきます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

お汁粉☆美容に良い理由

お汁粉が美容に役立つと言われているのは、これが小豆から作られた食べ物だからです。
お汁粉の、甘いあんこを薄めた汁ですが、これは小豆から作られています。
そして、この小豆は豆の1種であり、豊富な栄養を含む健康的な食品なのです。

この小豆には、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールは高い抗酸化作用を発揮し、アンチエイジングのために内側から働きかけてくれます。
年齢と共に進行するお肌や体のサビに対抗するためにも、お汁粉を活用してみると良いですね。

さらに小豆に含まれるポリフェノールの中には、「アントシアニン」もあります。
このアントシアニンは、メラニン色素の生成を抑制し、美白してくれる効果も期待できるのです。

それから、小豆は利尿症が高く、代謝を改善してくれる効果も期待できます。
代謝がアップすれば、太りにくくなるうえにお肌のターンオーバーも促進され、美肌になれるという美容効果も期待できるのです。

さらに、小豆はタンパク質が主成分ですので、豊富にアミノ酸を含んでいます。
このアミノ酸もまた、美肌作りに欠かせない存在ですので、そういった意味でも美容面で役立つ食品であることが分かります。

このように、小豆が持つ美容効果は非常に優れたものであり、これを用いて作られるお汁粉もまた、美容面での効果が期待できる食べ物であるということが分かりますね。

お汁粉は便秘対策に良い?

お汁粉が持つパワーは、多くの女性が悩まされる便秘の対策にも役立つことが分かっています。

お汁粉を作る原料となる小豆には、豊富な食物繊維が含まれています。
これは豆類の中では、インゲン豆に次ぐ量であると言われており、なんとさつまいもの約3倍もの食物繊維を含有しているのです。

便秘解消のためには水溶性と不溶性の2種類の食物繊維が必要になります。
小豆は不溶性食物繊維が大半ではありますが、水溶性の食物繊維も少量含んでいるので、どちらも摂取できる便利な食材であると言えますね。

さらに、この小豆をお汁粉にする際には、加熱調理することになります。
加熱すると、小豆に含まれるでんぷんの一部が難消化性でんぷんになります。
これは食物繊維化する作用を持っていますので、加熱することで食物繊維をさらに増やすことができてしまうのです。

この食物繊維のパワーにより、頑固な便秘もスッキリ解消できる可能性大、というわけですね。

お汁粉を美容や便秘対策に役立てるコツ

お汁粉は美容や便秘対策にも役立つ嬉しいおやつですが、だからと言って「好きなように、好きなだけ食べても良い」というわけではありません。 砂糖で甘味をしっかりつけたお汁粉は、当然、食べ過ぎれば太る原因になります。

まずお汁粉を美容や便秘対策に役立てるコツとして重要なのは、食べ過ぎないことです。

お汁粉のカロリーは、実は1人前で約400キロカロリーになってしまうこともあり、非常に高いことが分かります。
カロリーだけで言えば、お餅などを入れるぜんざいの方がやや低く、300キロカロリー前後に抑えることも可能になります。

優しい甘味でも満腹感が得られやすいぜんざいにしてみるというのも1つの方法ですね。
また、その場合はお餅よりも白玉団子を加えた方がカロリーを抑えることができます。

砂糖をたっぷり加えれば加えるほどカロリーも高くなりますので、砂糖の量は控えめにし、甘味が物足りない場合は後で蜂蜜などを少量プラスして調整するのも1つの方法です。 羅漢果など、血糖値に影響しにくい甘味料もありますので、こういったものを使用してみるのも良いですね。

食べ過ぎないことと、調理の際にはしっかり工夫すること。
この2点を守れば、お汁粉は美容や便秘対策にも役立つ健康食です。
冬の冷える日のおやつに、上手に取り入れてみましょう。

まとめ

温かくて甘い日本伝統のおやつ、お汁粉は美容や便秘対策といった面でも役立つということが分かりました。
小豆が持つ嬉しい栄養をたっぷり取り入れていくためにも、冬のおやつにお汁粉を手作りしてみると良いですね。
洋菓子とはまた違った優しい風味で、たっぷりの栄養に体も喜ぶでしょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする