山菜おこわの炊飯器の水加減は?おいしく炊き上げるためのコツは?

山菜おこわ

春と言えば山菜ですよね。
栄養もあって独特の風味がクセになる自然の恵みで、これを混ぜ込んで炊き上げる山菜おこわがたまらない!という方も多いでしょう。
ただ、作り方がなんとなく難しそうで、料亭などで食べる味、と思い込んでしまいがちですよね。

そんな山菜おこわ、炊飯器で水加減を上手に調整すれば、意外と自宅でも、美味しく作ることができてしまいます。
そこで、山菜おこわを自宅で、炊飯器で手軽に作る方法を紹介していきます。

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山菜おこわ☆炊飯器の水加減など作り方

山菜おこわを作る際には、あく抜きして下処理した山菜と、普段食べているお米、それからもち米を用意します。
この時、普段食べているお米の倍量のもち米を利用するとモチモチと美味しく仕上がります。
例えば普段のお米が1合なら、もち米が2合ですね。

味つけだし汁と醤油やみりんなどでお好みで調整します。
シンプルに塩味にしても、山菜の旨みが引き立って美味しくなります。
あるいは、めんつゆを加えれば、味付けで失敗することがないですね。

それから、何よりも重要なポイントとなる、山菜おこわの炊飯器の水加減です。
この水加減は、普通にごはんを炊く際の水加減よりもやや少な目にしておきます。
炊飯器の釜の中には、「おこわ」という目盛りが設けられているものもありますので、これを参考にすると、分かりやすいですね。

この水加減を調整する際に気を付けなければならないのは、水と調味料とを合わせて、目盛りのところに来るようにすることです。
普通に水だけで加減し、さらに調味料をプラスしてしまうと、べちゃべちゃになってしまいます。
それからもう1つ、山菜を加える前に水加減をします。
お米だけの時に炊飯器の目盛りに合わせておかないと、山菜を加えるとどの目盛りを参考にすれば良いのか分からなくなってしまいますね。

山菜の分、かさが増えると、そのままの合の目盛りに合わせてしまうと、かなり水が少なくなり、今度は堅くなってしまいます。
お米を研いで浸水したものを、水気を切って釜に加え、その状態で水と調味料を合わせた量を調整し、最後に山菜を加えてから炊き上げましょう。

炊飯器でもち米を炊く際の水加減は、普通のお米の8割程度の水加減と言われていますので、うるち米を混ぜて炊くおこわの場合には、「気持ち少なめ」ということを心がけると良いですね。

山菜おこわ☆炊飯器で水加減以外のコツ

山菜おこわは炊飯器で水加減以外にも気を付けておきたいコツがいくつかあります。
まず、お米はしっかり浸水してから使用することです。
普段食べているお米と、もち米とをあらかじめ、合わせた状態で研ぎます。
それからとぎ汁を捨てて、キレイな水に1時間以上浸水しておきます。

お米はよく水を吸いますので、できるだけキレイで美味しい水を使用して浸水することが大切です。
軟水のミネラルウォーターなどを使用すると良いですね。
それから、浸水した水はいったん、ざるなどでよく切ってから炊飯器に入れ、水加減を調整していきます。

山菜に関しては、よくあく抜きしたものを使用することです。
山菜は基本的に、どの種類もあくが強い傾向がありますので、食べる前には茹でたり浸水したりして、あく抜きをする必要があります。
これがきちんとできていないと、せっかく美味しいお米で炊いても、クセのある味になり食べにくくなってしまいますので気を付けましょう。

山菜おこわを炊飯器で炊く際の簡単な方法

山菜おこわを炊飯器で炊く際に、より簡単に仕上げる方法があります。
それは、山菜の使い方ですね。
いくつもの種類の山菜を、1つ1つあく抜きや下処理をして使う、というのは非常に面倒なものです。
そんな時には、便利な「山菜の水煮」と言われるものがスーパーなどで手に入りますので、こういったものを使用すると良いでしょう。

あるいは、すでに下処理した山菜があるのであれば、これを事前に煮つけておきます。
甘辛い味に煮たら、研いだお米に煮汁を加え、不足分を水で補って水加減し、最後に山菜を加えます。
こうすれば、煮汁に溶けだした山菜の旨みや栄養もしっかり摂取できる山菜おこわに仕上がりますね。

また、山菜以外にも風味のある食材を使用してみるのも良いですね。
例えばホタテの缶詰などを加えると、良い出汁が出ているので、味が決まりやすくなります。

山菜おこわを炊飯器で炊く際には、こういったちょっとしたコツを押さえてチャレンジすることで、簡単に自宅でも料亭の味を楽しめますね。

まとめ

山菜おこわの炊飯器の水加減は、実は非常に奥が深いものなのです。
お米を炊く際は、水加減が重要なポイント。
炊飯器を開けた時にガッカリな状態にならないように、十分に注意しながら水の量を加減しておきましょう。

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