ロケットストーブ☆自作する際の作り方はどんな方法がある?

ロケットストーブ

寒さが厳しくなってくると、暖を取ることができるアイテムが恋しくなりますね。様々な暖房器具が登場してくる中で、にわかに注目されているのが、ロケットストーブというものです。

実はこれ、自作することも可能な驚きの暖房器具なのですね。では、そんなロケットストーブを自作する際の作り方は、具体的にはどのようなものなのでしょうか?

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ロケットストーブとは?

自作や作り方がどうとか言う前に、まずロケットストーブというのがどのようなものなのか分からない、という方もいらっしゃるでしょう。そこで、まずはそこから解説していきましょう。

ロケットストーブの発祥はアメリカです。1980年に発明された後、2000年に日本にも伝わりました。こちらは断熱された燃焼筒を作り、火の通り道を高い温度にして燃焼効率をアップさせるという仕組みのものです。

オイル缶やドラム缶、レンガなどで手作りすることができ、エコストーブとして全国的にも大きな注目を集めています。

そんなロケットストーブは普及協会も登場するほどファンの多い暖房器具です。アウトドアで用いられる他、自宅内にこれを自作しているという人もいるので驚きですね!

ロケットストーブ☆自作する際に知っておきたいこと

手作りできてしまうエコストーブとして大注目されているロケットストーブ。ですが、自作に取り掛かる前に、まずはどういった原理のものなのかを知っておきたいですよね。

まずこちらは、ヒートライザーと呼ばれる煙突が設けられます。このヒートライザーにはしっかり断熱処理が施され、ここに高温になった燃焼ガスが流れ込むために、煙突内では上昇気流が生じるという仕組みになります。

それからもう1つ大切な役割を果たすのが、バーントンネルという部分です。こちらは燃焼室であり、ヒートライザーと同じく蓄熱する働きがあります。こうして蓄熱することでバーントンネルの温度が上がり、高温を保ちます。その結果、燃焼ガスが化学反応を起こして完全燃焼に近い状態になるというわけですね。

言葉で説明すると非常にややこしい話に感じられますが、ロケットストーブの構造自体はとてもシンプルです。二次燃焼を起こす仕組みとなっており、燃焼効率が高いため、部屋が暖まりやすいというのが大きなメリットでしょう。

作り方も難しそうに感じられてしまいますが、1度なんとなく理解できれば、意外と簡単に作れたりします。

ロケットストーブの基本☆ペール缶で自作!

さて、自作のロケットストーブと言っても様々なタイプがあります。ですが最も一般的によく手作りされているのが、ペール缶を用いた作り方のものですね。

まず必要な材料は、ガソリンスタンドなどで販売されているペール缶が2つ。それから、ステンレスの煙突。これはホームセンターなどで入手できます。半直筒、エビ曲、T曲の3種類を揃えます。

それから、パーライトという土壌改良剤。これは断熱剤として使用します。あとはペール缶を繋げるためのねじです。意外とシンプルな材料ですね。

作り方は、
ペール缶の1つに煙突を差し込む切込みを入れて内側に織り込む。
エビ曲を穴に差し込みT曲と繋げる。
中に半直筒を繋げる。
もう1つのペール缶の底を取り除き、のペール缶の上にねじで連結する。
煙突の周りにパーライトをぎゅうぎゅうに入れる。
切り取ったペール缶の底に煙突の直径の円を切り抜き、フタに利用すれば見栄えが良くなる。

このような内容となっています。

ペール缶を使った作り方以外にも、一斗缶を使用するなど、身近にあるものを使った手作りのロケットストーブが大人気となっています。意外と簡単にできてしまうので、チャレンジし甲斐がありそうですね!

まとめ

ロケットストーブというものは聞き慣れない人も多いかもしれません。ですが自作するのが趣味になっている人もおり、ネット上でも様々な作り方が説明されています。身近な材料で簡単にできてしまうので、アウトドア派の方は試してみると良いでしょう。

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