八十八夜とお茶の意味☆日本人とお茶、八十八夜の深い関係とは

GWになると、テレビでお茶畑の映像がよく流れます。

夏も近づく八十八夜~♪なんて歌いますが、八十八夜とお茶ってどんな意味があるのだろう。

そもそも八十八夜って何のこと?今回は、八十八夜とお茶についてお話していきたいと思います。



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八十八夜って何のこと?


八十八夜は雑節(ざっせつ)のひとつ。

雑節とは、季節の変化を表す特定の日の呼び名のこと。(全部で9つあります)
八十八夜以外に有名なものと言えば、節分や彼岸、入り梅、土用の日などでしょうか?

八十八夜は、1656年に伊勢暦に初めて記され、その後1686年の暦に正式に採用されました。

雑節の文字だけ見ると、日本のもの?と思ってしまいますが、八十八夜は、日本独特の雑節なのです。

八十八夜とは、立春から数えて88日目のこと。
日にちで言えば、だいたい5月2日頃(うるう年の時は、5月1日)になります。

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八十八は縁起がいい!?お茶と農作物の関係。


八十八夜について分かりましたでしょうか。
でも、どうしてお茶と関係があるのでしょうか・・・。

八十八夜は、ちょうど春から夏に季節が変わる頃にあたります。

八十八の漢字は末広がりで非常に縁起がいいとされ、
夏への準備を行うにあたってとても縁起のいい日とされています。

また、この頃から霜が降りることも少なくなり、安定した気候になります。
しかし、油断すると遅霜にあってしまい、農作物がダメになることも。

特に、お茶の葉(新芽)は霜に弱く・・・すぐにダメになってしまうのです。
この霜に対して注意を促すためにも、この八十八夜が出来ました。

そして、「八十八夜の別れ霜」という言葉も生まれたとされています。

また、茶摘みにも適した季節の目安とされているのです。
八十八夜が茶摘み・・・と言われても、全国的にお茶の名産地は気候の変化があります。

そのため、八十八夜=茶摘みということが全てに当てはまるという訳ではないようです。

八十八という字を組み合わせると、日本を象徴する作物「米」という漢字になります。
この日は、農業を仕事にする人にとってはとても大事な日とされています。

八十八夜の頃、ちょうど田んぼにモミを蒔いて米作りを始める季節です。

米作りは日本人の農家にとって、大事な作業です。
大事な時期に採れる作物、縁起かつぎの一貫だったのかもしれません。

今でも地域によっては、八十八夜に農耕開始を祝って神事を行うところもあります。

八十八夜に摘み取られたお茶は高級品!?


なぜ新茶が縁起のいいものとして扱われているのか、お米との関係についてはお話しましたね。

それ以外にも、縁起がいいものとして大事にされる理由があります。

昔、すべてお茶は手摘みでひとつひとつ丁寧に摘み取ったものでした。

八十八夜のお茶は柔らかく、甘みの強いものが多い。
この甘みがテアニンという成分です。

テアニンは、お茶の新芽にたくさん含まれています。
このテアニンには、リラックス効果はもちろん、ストレス解消、月経前症候群の軽減などによい効果をもたらします。

八十八夜前後のものが一番豊富とされています。

八十八夜に手摘みしたお茶は上等とされ、この日にお茶を飲むと長寿にあやかれるとも言われています。

「初物を食べると七十五日長生きする」と言うくらいです。

昔は成分など確認することは出来ませんが、旬のものは体にいいということはしっかりと現代まで伝わっていますね。

日本でのお茶の歴史は、1200年程。
昔は高級品で庶民が手を出せるようなものではなかったようです。

実際に庶民がお茶を飲めるようになったのは大正時代!実はそんなに深い歴史ではなかったことに驚きました。

日本人の飲み物と言えば、緑茶・・・とイメージされているのが不思議なくらい定着していますよね。

まとめ


今年の八十八夜には、夏の準備はもちろん・・・家族で温かい新茶を飲んでみてはいかがでしょうか。

お茶の名産地で様々なイベントも開催されています。
体にいいことはもちろん、含まれているテアニンは心にもいいですよ~。

きっと、五月病も吹き飛ばしてくれることでしょう。


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